University of Gloucestershire 留学体験談
University of Gloucestershire 学校紹介
Yuri さん(22歳)
- 受講したコース スタディーアブロード、SAWE(学部聴講プログラム)
- 期間 2017年4月~12月(8ヶ月間)
- 留学目的 英語力の向上と、知り合いのいない土地で自立すること
学校授業について
- クラスの人数 INTOグロセスタシャー大学のアカデミック英語コース:15人~20人
グロスタシャー大学学部コース:授業によって15人~30人程度 - クラスの日本人数 INTOグロセスタシャー大学のアカデミック英語コース:3人~5人/クラス
グロスタシャー大学学部コース:ほとんどが私ひとり。ひとつだけ日本人友だちと二人のものがあった。選ぶ授業によってはもう少しいる場合もあるらしいです。 - クラスメートの国籍 INTOグロセスタシャー大学のアカデミック英語コース:日本、中国、コロンビア、スペイン、香港、タイ、ラオス、サウジアラビア等々。
グロスタシャー大学学部コース:ほとんどがイギリス。たまにインターナショナルスチューデントとしてロシアやスペインの人がいました。 - INTOグロスタシャー大学の英語プラススタディーアブロードコース内容についてご感想をお聞かせ下さい。
海外の大学の授業を受けたいと思っていましたが、語学力には不安がありました。でも前半のINTOでジェネラルとアカデミックの授業を半分ずつ受けることで、英語で発言することや課題を行うことに自信がつき積極的になれた気がします。語学力が足らずに本の大学で交換留学を逃してしまった私ですが、諦めずにこのコースを選んで本当によかったと思っています。
*パート1のINTOグロセスタシャー大学のアカデミック英語コース:
生徒は母国語が非英語圏の人たちばかりなので、クラスメイトたちの話す英語にはかなり癖がありました。その癖に合わせて聞き取るのがたまに大変でした。
パート2のグロセスタシャー大学での学部受講:
私はThe Stories We Live By, Victorian Values, Academic Writing for Non-native Speakers, Understanding Filmの4科目を取りました。水曜日は授業がなく、他の4日間は均等に講義やワークショップが入っていました。The Stories We Live Byは私の専攻である文学に関わる授業でしたが、担当教授が日本好きで俳句に造詣が深く、ネイティブの日本人である私が知らないような句をたまに引用して授業をしてくれました。どの授業でも担当教授や先生は私たちに優しく丁寧に接してくれました。特にThe Stories We Live Byは受けていた授業の中でもいちばん人数が少なく、その中で私だけがインターナショナルスチューデントでしたが、クラスメイトたちは積極的に私に話題を振ってくれたり、サポートをしてくれたりしました。またFacebookを使って毎週ワークショップをしていたので、授業の外でもクラスメイトたちとちゃんと繋がれて嬉しかったです。 - INTOグロスタシャー大学の英語プラススタディーアブロードコースを受講されてのご感想をお願い致します。
お勧めする点は一度の留学でアカデミックイングリッシュと普通のイギリスの大学の授業のどちらも経験出来ることです。まずはアカデミックグリッシュから入るので、いきなり大学の授業についていかなければというプレッシャーはありませんでした。そうして慣れた頃に大学の授業に入れるので、留学生活に余計なストレスは感じなかったように思います。
強いてそうでない点を挙げるとするなら、私たちの期間では大学の期間が短かったことです。9月始まりのSAWEに比べて、4月始まりのSAWEは大学の授業期間が短いので私たちの前後に来て出逢った同じコースの人たちの話を聞いていると少し羨ましく思いました。それほど大学の授業も楽しかったです。
滞在について
- 大学寮でご滞在のご感想をお願い致します。 寮は門限や消灯時間といった厳しい決まりは一切なく、自分の好きな時間まで起きて勉強していられました。また同じコースの日本人の友だちもみんな同じ寮だったので、とても心強かったです。部屋はひとり一部屋なので、快適でした。 苦労したのはキッチン周りのことです。キッチンはフロアで共用なので、隣人がマナーのよかったときは綺麗で快適でしたが、来る人によってはキッチンに置いてある自分のもの(名前が書いてある)を勝手に使われてしまったり、洗い物を放置されてしまったり問題が多発した時期がありました。
チェルトナムについて
- チェルトナムにご滞在されてのご感想を御願い致します。
チェルトナムの生活費はロンドンに比べて安いと思います。また治安もよく、夜に何度かひとりや女の子だけで歩かなければならなかったときも危険な思いをしたことは一度もありません(夜の一人歩きは念の為、お勧めはしませんが笑)。
チェルトナムはバスステーションがあり、ロンドンを初めとした各地へ行けるバスの発着場になっています。旅行や遊びにいくときによく利用しました。
週末は気が向けばガイドブック片手に違う街にバスや電車で出かけたり、また仲のいいインターナショナルスチューデントとお互いの国の料理を持ち寄ってディナーをしたりしました。とても充実した時間を過ごす事が出来たと思います。
これから留学する人達へ
- これからイギリスへ留学しようと考えている方々にアドバイスをお願いします。 チャンスがあるなら、諦めずに掴んだ方がいいと思います。留学の方法は何もひとつだけではないので、諦めない限り必ず道は見つかるはずです。そのひとつとしてこのSAWEは本当に有意義なコースでした。INTOでも大学でも素敵な出逢いがあり、みんなから刺激を受けて常に高め合える環境です。日本でやれることをやりつくしたなら、あとはこちらで楽しむだけです!
- 日本から持ってきたら便利な物
大抵の必要なものはこちらで普通に買えますが、文房具は割高なので日本で用意してしまった方がいいかもしれません。また調味料系は、醤油などは普通に売られていますが、みりんやポン酢といったものになると見かけないので好きな人は持ってきた方がいいです。
現地の学生やインターナショナルスチューデントの中には日本が好きと言ってくれる人たちもいるので、その友だちたちに日本のお菓子や日本らしいものをあげると喜んでもらえました。さらにアニメも人気なのでその話題が話せると友だちの輪が広がりました。 - 現地での携帯電話はどうされましたか? 日本で使っていたiPhoneをデータローミングを止めて持ってきました。こちらではWi-Fiだけで繋ぎます。またそれとは別にペイアズユーゴーというプリペイド式のスマートフォンを買いました。これはチャージした金額分だけ使えるので、主にテザリング機能でWi-Fiを飛ばしてフリーWi-FiがないところでiPhoneを繋げたり、たまに現地の人と電話をしたりするのに使っていました。 友人の多くはSIMロックを解除したiPhoneやAndroidに、こちらで購入したSIMカードを入れて日本と同じように自分のスマホを使っていました。
- どうすれば英会話は伸びると思われますか? とにかく積極的に話すことだと思います。また日本人やインターナショナルスチューデントの友人も大切ですが、現地の友人や知り合いを作ることが大切だと思いました。ホームステイをして日常的に英会話をしている友人の成長はやはり目を見張るものがありました。たとえ日本人の友人同士の会話でも英語を混ぜていくことも、留学期間中は大事なことでした。
- Tier 4(学生ビザ)はご自身で取得されましたか?
日本のビザ申請代行会社を利用させていただきました。手続きに必要な書類を用意してくださり、また手続き前、Visaを待っている期間、そして取得出来た後もメールで的確なご指示をいただきました。
Visa取得はギリギリ間に合うように行ったはずなのですが、イギリスの情勢などにより一週間程遅れてしまい、結果として私のコーススタートも一週間先延ばしになってしまいました。手続きは簡単ですが、発行され手元に来るまでに時間がかかるので余裕を持って行った方がいいと思います。 - 最後に、今回留学してみてのご感想、ご意見をお聞かせ下さい。
留学先には本当にいろいろな人がいて、毎日が新しい発見の連続でした。特にこちらの方たちは自己肯定感が高く、他人も尊重してくれるので日本にいたときよりも自分に自信が持てるようになりました。今現在コースの最終日なのですが、今になって本当に本当に楽しかった9ヶ月間だったなとひしひしと感じています。出逢った人はみんな優しくて、来る前に感じていた不安はひとつずつ乗り越えていくことが出来ました。荷物のパッキングをしていて、もう帰る時間が来るのかと思うと寂しくなってしまいます。INTOでも大学でも、何かしら発見の出来る経験をすることが出来ました。生まれて初めて過去、コースが始まった頃に戻りたいと思ってしまっています。
日本を離れて、たくさんの外国人の中のひとりという立場になって、イギリスや他国のいいところや悪いところはもちろん改めて日本の誇れることや問題点が見えた気がします。そのような経験も、またこちらで出来たたくさんの友だちや知り合いも大切な宝物になりました。
私だけでなく、一緒に頑張ってきた友人も言っていたことなのですが、いつかまた来たいと心から願っています。それほどまでにこの時間は楽しくとても有意義なものとして私の中に残りました。
最初から最後までサポートしていただいて、本当にありがとうございました。
ロンドン・スタディーサポートについて
- なぜ留学エージェントにロンドン・スタディーサポートを選びましたか?
学部聴講プログラムを取ると決め、グロスタシャー大学にすると決めたときに、日本の大学の留学カウンセラーの方が見つけてくださいました。初め日本の他の留学代理店に見積もりをお願いしたときに、間違ってTOEFLを英検の方で受けてしまっていて、これでは学部聴講プログラムは受けられないと言われ諦めかけていましたが、ロンドンスタディーサポートさんにお願いしたところ期間が少し後の学部聴講プログラムを勧めていただいて、よかったです。
その後も現地で、グロセスタシャー大学と連絡を取ってくださり、望んでいた期間の学部聴講プログラムを受けられる旨の連絡をいただいたときは本当に嬉しかったです。ロンドンスタディーサポートさんにお願いしてよかったと思いました。
また留学出来る機会がありましたら、ぜひ利用させていただきたいと思います。
本当に本当にありがとうございました。