イギリスに住んでいると、日本では習っていない英語表現をよく耳にします。
例えば、"cross your fingers" は、「幸運を祈る」や「がんばってね」という意味で使われます。
試験を受ける人に、"I will cross my fingers for you !"(頑張ってね!)と言ったりします。
似たような意味で、"touch wood" も「幸運がそのまま続きますように」という時に使います。
実際に机の上を軽くコンコンと叩きながら、
"I have not been ill for a long time, touch wood !"(ずっと病気をしてないので、病気をしませんように!)
という感じで使います。
その他、"play it by ear" もよく耳にします。
「状況に応じてその場で、決めましょう」という意味です。
例えば、「週末に何をする?」というような会話の際、
"Let's play it by ear what we are going to do this weekend."(週末に何をするかは、週末に決めよう)
という具合です。
留学中にホストファミリーなどのネイティブが話す英語を聞いていて、「あれ?聞いたことないな」と思う簡単な英単語やフレーズに出会うと思います。
そういう時は、その場で意味を聞いてみたり、辞書で調べる等、地道な作業を繰り返すことで確実に語彙力を伸ばすことができますので、ぜひ何気ない会話にも耳を傾けてみてください。