Ms. T Megumi さん(25歳)ボーンマス
コースレベル | 入学時:Elementary(初級)、現在:Intermediate(中級) |
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クラスの人数 | 12人前後 |
クラスの日本人数 | 2人 |
クラスメートの国籍 | 韓国、スイス、スペイン、フランス、中国 |
まず感じるのは、授業中、皆発言が多い!そして、皆、間違いを恐れず発言をします。自分の意見に自信を持っていて堂々としています。皆、文句も不安も平気で口にし、はっきりしています。授業は、明るく賑やかでとても楽しい!
ある先生は、授業が終わって一緒にパブで飲んだり、とても生徒から人気がありフレンドリーでした。授業中は真面目に教えてくれて理解するまで細かく説明してくれました。皆、先生はとても明るく授業中笑いが絶えませんでした。
基本的に教科書に沿って進んでいきますが、クラスメートとパートナーを組んで一緒に問題を解いたり、意見を言い合ったりもします。あるレッスンでは、グループで面白いストーリを作り、クラス皆の前でそのストーリを演技し発表し合うというレッスンもありました。 クラスメートは皆、とても演技が上手くユーモアがありとても楽しいレッスンでした。ある先生は、教科書よりも会話重視で授業を始める前に、前日の出来事をすべて英会話で伝えなければならなく、正しい英会話が学べてとても為になりました。
学校のスタッフは、私達が同じ国籍同士で固まらないよう注意して見てくれています。私の友達は「あなたはいつも日本人といる。もっと英語を使いなさい!」と注意されたりしていました。
一番印象に残っている学校行事は、夏のサルサレッスン!まだ来て1ヶ月位の頃、その当時の担任の先生がスペイン生まれのイギリス人で、週1回学校近くの教会で午後無料でサルサレッスンをしてくれました。学校のほとんどの生徒が来ていて、皆で楽しくダンスをしながら交流もできて、ダンスの後パブにも行って飲むのがお決まりのコースでした。皆、そこで仲が深まったりしてとても楽しかったです。
私は、滞在8ヶ月の内、4ヶ月をホストファミリーで過ごし、残り4ヶ月をフラットで過ごしました。ホストファミリーは、とても自由な家庭で、ホストマザー1人と23歳の娘がいる家庭でした。
ホストファミリーで良かった点は、私がいつ洗濯しようが、いつお風呂に入ろうが自由だったことです。また、電話や冷蔵庫も自由に使用可能で、娘さんが、私の体調が悪かった時にオレンジを部屋に持ってきてくれた事もありました。ハローインパーティの日は、娘さんがブーツを貸してくれ、服のアドバイスもしてくれました。また、このホストファミリーは学校まで歩いて3分の近さだったというのもとても良かった点です。
ホストファミリーに滞在して苦労した点は、ホストマザーも娘さんも毎日夜まで仕事だったので、ほとんど家にいることがなく、毎夕食、冷凍食品を電子レンジで温めて1人で食べていました。それで、自分で夕食を作りたいと思い、その分ホストファミリー代を割引してくれるようお願いしたのですが、無理でした。また、私が寝ている時に、娘さんが酔っ払って、私の部屋の窓から侵入してきたという事もありました。(鍵を忘れて玄関から入れなかったらしいですが、とてもびっくりしました。)また、娘さんの友人が酔っ払ってよく家に遊びに来ていて、私の部屋と居間が同じ階だった為、とてもうるさく音が響いて勉強できないという事もありました。
フラット生活で苦労した点は、学校まで遠かったので(徒歩約40分)天気の悪い日はバスを使っていたのですが、イギリスはバス代が高いのでお金がかかりました。また、洗濯機がフラットになかった為、毎週コインランドリーに行かなければなりませんでした。
フラット生活で良かった点は、大家さんがホストファザーのようにとても仲良くしてくれて、たまに一緒にパブに連れて行ってくれたり、宿題を見てくれたりした事です。また、自炊なので自分の食べたいもの、そして自分のやりたい事をいつでも出来たのは良かったです。フラットメイトのイギリス人も皆親切で、英会話の練習にもなりました。
来る前の印象通り、海がとてもきれいで静かで、穏やかで安全な場所です。勉強するには絶対良い場所だと思います。
夏は、毎週末近くの海で泳いだり、日焼けをしたりしていました。たまに6時間位海辺で寝ていたという事もあります。 それ以外は、ボーンマスセンターまで行き、買い物をしたり、クラスの友達の家へお昼を作りに行ったりしました。(日本食、お好み焼きは簡単で人気がありました。) そして、私はよく1人で週末ロンドンに買い物に行っていました。月1回、ロンドンに行き、何も買わないで帰って来る事もあり、ただロンドンに行くだけでとても楽しかったです。
渡英する前に日本の事をしっかり知ってくるべきだと思います。他国の人達は、何でもかんでも日本はどうだ?と聞きたがり、その上彼らは自分の国の事をよく知っているので、自信を持って発言してきます。すごいな、と感心するくらいです。 休み時間や学校では、積極的に他国人に話しかけて仲良くなるよう心がけ、また 先生や友達が何を言っているか分らなかったら、きちんと分からない事を伝え、自分の意見をはっきりと言う!という事が大事だと思います。日本人は断るのを悪いと思って、あいまいな返事をしがちですが、他国人にとっては訳が分からないだけだと思います。 また、それぞれの国の言葉を少し覚えて、クラスの子に話しかけるとすごく喜ばれコミュニケーションが取れるのでお勧めです。
私は留学する前、全然英語が話せず、外国人が恐ろしかったのですが、ボーンマスで8ヶ月生活をして、1人でフラットも借りて生活し、一人でロンドンに買い物に行くこともでき、外国人と話すことが恐ろしくなくなりました。むしろ楽しくなりました。そして、自分にとても自信がつきました。また、外国人と交流ができて、自分の世界が広まりました。時々、日本が恋しくなることもありましたが学校の冬休みには友達とフランス、スペイン、イタリア、ドイツの旅行に出かけ、2週間とても満喫した旅行が出来ました。また、学校では一生付き合える一生忘れられない友達も出来ました。 今回、イギリスに8ヶ月滞在して改めて日本の良いところも実感できてよい経験になりました。長いようであっという間の8ヶ月、とても勉強になったし留学して本当によかったです。 最後に、これから留学を希望している方にアドバイスがあります。まず、留学中は日本を忘れてイギリス人になることではなく、異文化の中で上手く自分なりにその土地、人に合わせていく事、そして、日本から来た代表者になったつもりで、日本に対するイメージが悪くならないよう心がけるようにしましょう!
London - ロンドン
Bournemouth - ボーンマス
Oxford - オックスフォード
Brighton - ブライトン
Cambridge - ケンブリッジ
Norwich - ノリッジ
Canterbury - カンタベリー
Mansfield - マンスフィールド
Lewes - ルイス
Cheltenham - チェルトナム
Farnham - ファーナム
Wimbledon - ウィンブルドン
Chichester - チチェスター
Bath - バース
Exeter - エクセター
York - ヨーク
Liverpool - リバプール
Edinburgh - エディンバラ
Scotland - スコットランド
Galway - ゴールウェイ
Dublin - ダブリン
Tiverton - ティバートン