Ms. T Yuki さん(18歳)ボーンマス
コースレベル | 入学時:intermediate(中級)、現在:Advanced(上級) |
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クラスの人数 | 12~15人 |
クラスの日本人数 | 1人(自分のみ) |
クラスメートの国籍 | 韓国、南アメリカ、ドイツ、アラブ |
基本的にテキストブックに従って、文法や語彙を習います。先生によっても違いますが、隣の席に座っている人とペアを組んで話し合ったり、問題の答えを確かめ合ったりすることがとても多いです。"Talk with your partner, compare your answer"というのが決まり文句ですね。私が初めに受講していた中級クラスの文法はとても簡単で、単純なものでしたし、私の場合、少し前に高校でより深く習ってきていたばかりでしたので、その点でも、少々退屈だった時もありました。
上級クラスに上がってからは、レベルも少し上がり、色々と面白いトピックが出てきたり、イギリス英語独特の時勢の表現(やたらと現在完了を使いたがるなど)、アメリカ英語を教えている日本では出会わなかった知識を吸収することが出来たので、充実していました。
文法に問題がなくても、日本人(というかアジア系)のほとんどは、なかなか話せず、聞き取れません。他の国籍の人達はその逆で、少々文法が間違っていても次々と言葉をつなげてしゃべりまくるので、慣れるまで気おされ気味でした。
アングロコンチネンタルは、ボーンマスの中でも一番規模の大きい語学学校ですので、とにかく生徒の数が多く飽きることがありませんでした。小さな学校のように全員が顔見知りでみんな友達―というような環境も魅力的ですが、私にとっては、毎日違った顔を発見できるこの学校の方が合っていたので、よかったと思います。
しかし、とにかく、学校はアラブ系生徒が多く、特に、中級のクラスにいた時には、クラスの半分をアラブ人が占めていて、少々辟易してしまいました。ただでさえ、国籍が偏るクラスはあまり良くないのに、彼らはよく授業中にも関わらず、自分達の国の言葉でしゃべりまくっていましたから。また、アラブ系の文化は全く異なるので(ヨーロッパ系よりもその違いは顕著です。)いい関係を築くにも、なかなか難しかったです。
クラスが上級に上がってからは、色々な国籍の人達とも出会え、上級クラスでは、ほとんどがヨーロッパ系とアジア系です。ちなみに、私としては、韓国人の友達が一番できやすかったです。言語以外にそれ程大きな差異を感じず、まるで日本人へ対するように接することができたからだと思います。
皆さん、大変親切で常に笑顔なので、とても話しやすかったです。スケジュール調整などを行ってくれるコーディネーターもいい方ばかりでした。レセプションに行くのが楽しみになるくらいでした。
学校のカフェテリアを使ってダンスパーティなど行われいたようですが、参加したことはありません。
私のホストファミリーはもう何年も生徒を受け入れているいわば、ベテランですので、不自由したことは、特にありませんでした。ホストマザーが主に私を気にかけてくれて、顔を合わせた時には、必ず笑顔で " Hi, Are you OK?"と聞いてくれましたし、食事時には、何かしら話題を振ってくれたので、話しやすかったです。食事も想像していたより、ずっと良かったですし。毎日ポテトですが(笑)。6歳と9歳の男の子がいたので、毎日最低2回はケンカをして、ホストマザーに怒鳴られる、という騒動を繰り返し、最初はそのうるささに驚きましたが、すぐに慣れたので問題ありませんでした。
しかし、基本的にお客様状態で、家族という感じではなかったかもしれません。友達のホストファミリーの中には、週末に色々な所に連れて行ってもらったり、夜ワインを飲みながら語ったりなど、本当に家族の一員のように扱ってくれる家庭もありました。あまり、干渉されない方が私は好きなので、このファミリーは私には合っていましたが、何をファミリーに求めているかによって評価は違ってくると思います。
5年前に短期留学で一度来ているので、田舎だということは知っていましたが、実際長く滞在してみると静かですが、それなりに便利はよく、住みやすくていい町です。インターナショナルな町ですので、色々な国のレストランなどがありますし、日本食品も韓国食品店に行けば、手に入ったので有難かったです。
バスに乗って2、3時間行くと、なかなか面白くて景色のきれいな名所がわりとたくさんあるので、そこへ行ってみたり、夏なら近場のビーチ(徒歩30分)に行って遊んだりしました。でも実際、友達のフラットへ行ってご飯を作ったり、話をしたりすることが一番多かったかもしれません。
こちらに来てしばらくは、日本語を忘れる方向で生活していったらいいかもしれません。日本人がいてもなるべく近づかず(特に固まった日本人グループに参加するのは危険です!)、日本人が恋しくなったら韓国人をお友達にして、寂しさを紛らわすのです。
ただ、韓国人は、フィーリングが似かよっており、文化もわりと酷似しているので英語が通じやすい分、意思疎通が簡単に出来すぎて、英語を必要としなかったりします。私は、おしゃべりで陽気なヨーロッパ系の友達を得た時が、一番英語、特にリスニング力が上昇したように思います。
ですので、来たばかりでまだ慣れない時は、韓国人とのコミュニケーションで場数をふみ、次のステップとしてヨーロッパ系の人達と付き合ってみるといいのではないかと思います。
私の人生の中で、これほど、いい経験は他にありませんでした。様々な国の人達と出会い、文化の違いに驚きながらも色んな話をしたり、公園で輪になって座って、夜中まで話をしたり、楽しい思い出は忘れられません。半年前に、留学という事を思いついた自分、そしてそれを実行に移した自分に拍手!という感じです。
しかし、やはり、半年弱という期間は、短く、すらすらときれいな英語を話せる、という段階には到底至れませんでした。脳みそが少しは英語に順応してきたかな、というレベルです。あとは、少し度胸がついた位でしょうか。
ただ、イギリスをはじめ、先進国にいるのならば、言語が違うだけで、生活自体に違いはあまりないのだな、ということに最近やっと気づき始めました。都会に行くと、特にそう思います。人とのコミュニケーションもただ、英語を使っているだけで、基本的には何も変わりませんし、関係の築き方も全く同じです。ただ、その「普通の生活」を送るためには、英語が不可欠で、使わなくてはどうしようもないので、使い、その結果少しは英語が上達できるというまさに一石二鳥な環境なのだな、と思います。
最初は、すべて一人でやろうかと思っていましたが、ネットでボーンマスの事を調べているうちにこちらのホームページを発見。個人で運営されているし、何よりも現地に住んでいらっしゃるので、相談などしやすいかな、と思い利用させて頂きました。何よりこれだけの事をして頂いて、無料というのは、逆に申し訳なくなる程です。
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