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Kaplan International Languages London 30+の留学体験談

E さん(32歳)ロンドン

  • コース:General(15時間/週)
  • 期 間:2023年8月29日~11月17日
  • 滞 在:ホストファミリー・寮
  • 留学目的:語学習得

授業について

コースレベル General(15時間/週) B1:Intermediate(中級)
クラスの人数 6~12名
クラスの日本人数 多い時でも自分を含め2名
クラスメートの国籍 ブラジル、コロンビア、メキシコ、ドイツ、スイス、イタリア、スペイン、フランス、トルコ、サウジアラビア、アフリカ、中国、韓国など(ブラジル出身の方がクラスの半数を占めていることもありました)

学校の授業内容についてご感想をお聞かせ下さい。

kaplan2023.jpg【役に立った点】
授業の内容自体は、クラスメートとのスピーキングの機会が多いです。
先生によっては、授業の半分以上がスピーキングということもありました。
私自身はスピーキングが苦手で、最初は断片的な単語ばかりで自分の伝えたいことがちゃんと話せず苦労しました。クラスメートはスムーズに話せるもののグラマーが苦手という方が多く、「もう少し詳しく教えて」「私の言っている意味わかる?」などお互いに声をかけ、話を進めました。
先生もクラス内を回りながら、グラマーの言い間違いを直してくださったりして、良い練習になったと思います。

授業ではカプランのテキストだけでなく、先生が独自に用意したプリントも使用します。
テキストは2週間ごとに変わりますが、テキストのすべてを学習し終わることはありませんでした。
テキストの内容は、滞在中はカプランのマイページで確認したり問題を解いたりすることができますので、自主学習にも役立ちます。

【困った点】
グラマーの内容を理解していたとしても、主語・動詞・形容詞・副詞などのグラマー独特の単語を覚えていなかったため、少し混乱しました。
授業でも友人との話の中でもまずは自国のことを伝えることが多いです。特に環境問題はテキストでトピックとして取り上げられることも多いです。渡英前に日本の文化や環境問題への理解をしておいたほうが良かったなと思いました。
特に私は都市部ではなく地方出身なので、東京・大阪・京都など都市部の取り組みを良く知らなかったのも少し困りました。逆に旅行で日本に来たクラスメートの方が「私が東京に行ったときは私の国よりも~だったよ」と教えてもらい、少し情けないような気持ちでした。

【その他】
宿題は毎日ではありませんが、私のいたクラスでは1週間に2回ほど出ていました。
また、グループ発表も1週間に1回程度あります。
私は1日2コマだけだったのですが、他にも授業を取っている子は宿題が大変そうでした。

今回の留学のために電子辞書を新調したのですが、クラスメートはスマホの翻訳機能を使用していました。また、授業中に辞書は使わないで、わからない単語はクラスメートや先生に聞くよう言われることもありました。宿題をするときなどにあれば役立ちますが、電子辞書は必須ではないと思います。

学校生活全般についてご感想をお聞かせ下さい。

【語学レベルの判定】
入学前に2時間程度のテストをオンラインで受けました。
その結果によって、最初のクラス分けが行われます。
そして、投稿初日の授業後にレセプションから授業はどうだったかのアンケートが来ます。特に1週目はレベルが合っていないと感じる生徒もおり、中には違うレベルや午前午後のクラスを行き来して判断している生徒もいました。
5週間に1度進捗テストを受けることができます。
その進捗テストと、授業中のスピーキング力の評価をもとに、上のクラスに上がるかそのまま現在のレベルにとどまるか判断されます。カプランは10週以上滞在する生徒には、1レベルアップ保証があります。
ただ、先生やレセプションとの話の内容によっては、テストを受けなくても上のレベルに上がるなど融通を利かせてもらえるようです。
進捗テストとは別に、卒業の確認テストも無料で受けることができますが、これは必須ではないです。

【授業の割当】
最初は授業の時間を午前か午後か選べず、午後の時間に割り当てられました。
これは私の問題ですが午前をだらだらと過ごしてしまったり、観光に時間をさけなかったりするため、4週間後の木曜に、午前クラスへの移動を申し出ました。
丁度ほかの生徒の申し出とタイミングが被ったためか、ウェイティングリストに入れられ、6週間目の月曜から変わりました。
ただ、所属している語学レベルによっては午前に授業がない場合もある(特に低いレベルの場合)ので、注意が必要です。
毎週金曜日の正午前後に、翌週のクラスの案内がメールで来ます。

【先生の質】
教師の方はおおむねイギリス出身の方で構成されています。
そのため、イギリスのリアルな英語を学びたいという方には良いと思います。
ただ、カプラン専任講師ではなく時間契約で働いている先生が多いので、自分の出席している授業前後の時間しか会って話す機会はありません。
宿題が少ないと感じたら、先生に言えば個別に追加してくれたり、自主的に作成したライティングの確認もしてくれたりします。そのため存分に活用をしたほうが良いです。
最初にいた午後のクラスでは先生が頻繁に変わり、5週間で計3名の先生に担当していただきました。オンラインで生徒から先生のフィードバックをいつでも簡単に行えるため、先生が変わったときはそういう理由だったのだと思います。(実際に生徒同士でこの先生はちょっと...みたいな話をしていました)
次に移動した午前のクラスでは、残りの期間のほとんどを同じ先生に担当していただきました。

【アクティビティ】
入学当初は毎日のようにアクティビティが開催されていましたが、参加する生徒が少なかったためか、アクティビティの数が減ってしまいました。そしてその代わりに週末旅行や劇場、フットボール、ロンドン市内のアクティビティ(ロンドンアイやマダムタッソー)等の入場チケットの学生向け割引販売が今はメインです。
たまに30歳以下向けのコベントガーデン校と一緒に開催されるアクティビティもあります。直近ではハロウィンパーティーが開催されていました。
必ず毎週開催されているアクティビティは、毎週月曜日のウェルカムディナー、毎週火曜or木曜のパブナイト、毎週金曜の正午頃の卒業式です。

【その他学校施設】
私が入学したのは8月末で建物内は30+の生徒ばかりで落ち着いた雰囲気でした。
しかし、イギリス国内の大学入学を目指すための学校が併設されており、10~20代の学生と共用の場所もあるため、9月下旬頃からかなり賑やかな雰囲気に変わりました。
学校施設はきれいに掃除がされており、一見新しそうに見えますが、ほぼ常に壁の塗り替えや照明、トイレの流れがたまに悪いなど、どこかしら改修工事をしています。
建物は5階(日本で言うと6階)までありますが、健康上の理由等がないと、リフトは使用できません。そのため、階段を上ったり下りたりが少し大変です。

【食事】
3階に自由に持ち込んだ食事をするスペースがあり、飲み物とスナックの自動販売機が置いてあります。(スナックはスーパーに比べると高いです。)
飲み物は学校そばにあるカフェネロが人気で、休憩時間になるとカプランの生徒で混みます。
バラマーケットまで徒歩1分という好立地ですが、ちゃんと昼食を食べようと思うと最低でも8ポンドくらいから。パン1個で4ポンドも普通にあります。日本の屋台を考えると倍以上の値段がして物価の高さを思い知り、楽しんだのは最初の1週間ほどだけでした。
徒歩10分圏内にスーパーやテイクアウトランチのお店があるので、そこで買って持ち込むか、家からフルーツなどを持ってきて食べている生徒が多いです。おおよそのスーパーではミールディールという「メイン(サンドイッチが多い)+スナック+飲み物」で5ポンドくらいのセットを購入できますので、長期滞在にはそちらがおすすめです。
学校内に電子レンジはないので、家からお弁当を作って持ってきても温められないのは不便だなと思いました。

滞在について

ホストファミリー、及び寮のご滞在はどうでしたか?

最初の2週間はホストファミリーで、その後寮も経験してよかったと思います。
特にホストファミリーに関しては、クラスメートから聞いた話では「夕食の要不要を言っておけば何時に帰っても何も言われない」「9時には就寝しているけど私にはあっている」他方、「●時までに帰って子供の相手をしてあげないと」「猫にテキストをかみちぎられた」といった様々な意見を聞いたので、私のファミリーは本当に良い人達だったと思いました。
私のホストファミリーは2人で、お1人はカプランのマーケティング部門にお勤めということもあり、学校のこともよく理解してくださっていました。また、もう1人の方はイタリア出身で英語学習を経てイギリスに住んでいるということもあり、学習についてのアドバイスを下さいました。
近くのスーパーに買い物に行って安い商品の買い方を教えてくださったり、おいしいパンのお店を教えてくださったり、登校初日前夜には駅までの道のりと学校までの地下鉄の乗り換えを何度も説明してくださり、街中で気を付けることなど、本当の家族並みに手厚くサポートをしてくださいました。
朝は時間がばらばらだったので1人でとることが多かったのですが、夕食のときには今日あったことなどを聞いてくださり、拙い英語ながら話す練習になりました。

ホストファミリーでの生活はとても楽しかったのですが、もともとロンドンで一人暮らしてみたいという希望があり、残りの10週間は寮に移りました。
スケープショーディッチは狭いながらも市内中心部で、学校まで徒歩40分ほどの距離でした。
地下鉄でもバスでも1本で通学できます。
カトラリーが用意されていると聞いていたのですが、包丁がなんと果物ナイフしかなく(他の部屋の方にも聞きましたが、同じだったようです。)、フライパンも焦げ付きやすいため、作ったのは簡単なグリル野菜やスープ程度で、ほぼ電子レンジやお鍋で温めるようなものを食べました。
徒歩10分圏内にロンドン市内でよく見るスーパーがほぼそろっている(ALDI、M&S、COOP、superdrug、sainsbury's)ので、買い物にはそれほど困りません。ただ、入寮は17時以降なので、17時は込み合いますし、それから買い物となると夜遅くで大変でした。
スケープは民間の学生寮で、ロンドン市内の学校に通っている幅広い年代の学生がいます。そのため、夜は賑やかなことも多々ありました。部屋によっては、「隣人がパーティーをしていて眠れなかった」「なぜかドアを開けて調理するので食べ物のにおいがひどい」という声も聞きました。
カプランが提携している寮は他にもいくつかあり、空き状況によっては他の寮を薦められることもあるようです。同じスケープでもカナダウォーターは少し人通りの少ない場所のようで、夜は街灯も少なくて怖くて出歩けないというクラスメートもいました。

いずれにしても寮の費用は高いので、自らネットでフラットを借りたという声もいくつか聞きました。

ロンドンについて

ロンドンに実際滞在してみての感想をお聞かせ下さい。

【治安】
日本に比べて治安は良いとは言えません。
私は幸いにも出会っていませんが、友達の友達の範囲の中で一人はスリにあった人がいるくらいの頻度ではないでしょうか。有料の施設でも安心できず、劇場で立ち上がって拍手をしている間に座席に置いた荷物から財布が消えたという話も聞きました。
また、場所によっては街中にスマホの盗難に注意の張り紙があります。
スマホを見ながら歩いていると、後ろから自転車でひったくられるようです。そのためか、ロンドン市内でも首掛けのスマホストラップを使用している方が多かったです。
留学前にネットではリュックサックの使用は非推奨と書いているサイトが多かったですが、意外と留学生はリュックサックの使用が多いです。ただ、こればかりは自己責任になってしまうので、自分が一番安全だと思う方法をとるのが良いと思います。

【物価】
物価は日本に比べると格段に高いです。
安いスーパーで2~3日分のお肉と野菜を購入して10ポンドを超えるので、自炊したとしても食費はかさみます。
好き嫌いが少ない方は、TooGoodToGoというアプリがおすすめです。フードロス対策で、カフェなどのお店の売れ残りを1/3くらいの値段で購入できます。自分で作ったり、スーパーの総菜だけではいかんせん食べ物が偏りがちなので、色々なお店の新規開拓で活用しました。イギリスの料理はまずいと言われていましたが、評価の高いところであれば外れはないです。格安スーパーの総菜だけはちょっと無理でしたが...。
留学期間中にパリへ旅行に行きましたが、お土産物の値段に関しては、イギリスは比較的良心的だと思います。

【移動】
移動については、それほど困ることはありません。
Googleマップがあれば、移動費用は出ませんが、地下鉄やバスを組み合わせての方法が簡単に出ます。コストの点ではバスがおすすめです。多少運転が荒く、スマホを操作しているとたまに酔ってしまいますが、最初のICカードの読み込みから1時間以内は乗り継ぎ自由で、運賃も最安です。なお、ロンドン市内は道路工事を頻繁にしているため、たまに迂回して路線が変わります。Googleマップでは反映されていたりいなかったりです。
ロンドンではTfLという公共交通機関の乗り継ぎ情報が見られるアプリも推奨されています。
>>TfL Go app

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これから留学する人達へ

これからイギリスへ留学しようと考えている方々にアドバイスをお願いします。

カプラン30+の学校は本当に幅広い年齢、職業の方がいました。
会計士、セキュリティ会社、エンジニア、マーケター、airbnbの施設を運営している方、仕事を続けながら通っている方、ホリデーで短期留学の方、仕事を辞めて来た方、定年後に学習に来た方、仕事で必要な方も、趣味の学習の方も、ロンドンに住むため、仕事を得るためなど理由も様々です。
今回私は仕事を辞めて留学することに決めましたが、人生まだ色々な選択肢があるのだと実感しました。自分の人生では今まで出会ったことのない人と出会う経験をする。そういった意味でも、1週間でも2週間でも留学には意味があると思います。
友人とインスタグラムのアカウントをフォローしあったときに、「日本語で書いてあったらわからないよー」と言われ、ライティングが苦手だったこともあり日本語/英語で毎日書くことを始めました。
WhatsAppのつながりはなかなかLINEのような感じなのでやり取りが発生しづらいですが、インスタグラムだと友人が帰国してしまってもつながり続けて気軽にお互い目に留まります。全世界にそう言ったつながりを持った友人を持てたことで、たとえ自国に帰ったとしても、引き続きお互い英語の学習を頑張ろうという気持ちでいることができるので良かったなと思いました。

日本からイギリスに持ってくると便利なもの

パソコンは自分のものを持ってきた方が良いと思います。
毎日学校に持っていく必要はありませんが、プレゼンテーションの準備や、進捗テストを受けたり、カプランのオンライン学習ツールにアクセスするために役立ちました。
イヤホンも併せて持ってきたほうが良いと思います。通学などで地下鉄を使用する場合、地下鉄ではWi-Fiも電波も届きません。そのため、本を読んでいるか音楽を聴いている人が多いです。Podcastやspotifyで英語を聞くのも良い勉強になると思います。

携帯電話はどうされましたか?

ヒースロー空港到着後、到着口にあるEEのカウンターでEEのカードを購入しました。
そして日本から持ってきた自分自身のiPhoneに入れて使用しています。
最初に1~2週間分25ギガ程入っていますが、3か月の滞在のため毎月サブスクリプション(15ポンド70GB)でデータを購入しました。
イギリス国外の旅行を予定されている方は、24時間2.5ポンド、1週間10ポンドでローミング設定ができますし、イギリス国内もかなり広いエリアをカバーしています。
パディントンやユーストンなど、込み合う駅や場所ではつながりにくい(3Gに落ちる)こともまれにありましたが、おおむね問題なく使用できました。

お金の管理は、どうされましたか?

物価は本当に高いです。特に私が留学した時は、1ポンド180円台のときでした。
そのため、日本から持ってきたクレジットカードを利用すると、手数料などで実質1ポンド190円くらいになることもありました。また、一部サイトでは日本のクレジットカード(私が使用していたのは楽天VISA)が2段階認証等の関係で弾かれることもあったので、全世界で利用できるデビットカードを作成しておくことをおすすめします。
留学前に知り合いの方に教えていただいたのは、オンラインバンクのMonzoとWiseです。
Monzoは作成に時間がかかるのと、イギリス国内の住所が必要なため、Wiseのデビットカードを作成しました。日本の住所で簡単に作成でき、1000円の手数料でカードを受け取れます。もし紛失した時も、すぐにアプリからカードの利用停止が可能です。また、為替の手数料もほぼポンド円の為替相場と変わらないためお得だと思います。

一番困ったのは、日本で使用していた口座からお金を移動できないことでした。
現在はどの口座でも日本の携帯電話番号での二段階認証を求められますが、海外では二段階認証を利用できません。そのため、口座間のお金の移動を日本にいる家族にお願いすることになってしまいました。そういった意味でも、海外のオンラインバンクを持っておくのは重要だったのでしょうが、私はカードの紛失が怖かったため、留学当初あまりお金を入れていなかったのが災いしました。

英会話はどうすれば伸びると思われますか?

どんなに不格好でも毎日使うことが重要だと思います。
クラスメートもうまく表現できないけど、積極的に発言している人の方が学習の速度は速いように感じました。みんな学習中の仲間だから、失敗を恐れないことが大切です。

最後に、今回留学してみてのご感想、ご意見をお聞かせ下さい。

12年前にイギリスを旅行して、次はもっと滞在してみたいと思い、思い切って10年勤めた仕事を辞めて飛び出してよかったと思います。本当はコロナ前に留学を予定していましたが、コロナ禍で延期になってしまいました。それでも、今回留学したからこそ会えた人たちもいます。
12週間という、振り返れば短い期間でしたが、私の人生の中でとても濃く大切な時間になったと思います。

LSSについて

なぜロンドン・スタディーサポートを選びましたか?ロンドン・スタディーサポートにイギリス留学の手続きを依頼した感想もお聞かせ下さい。

同時にもう一つ別のエージェントに相談をしていたのですが、1聞いたら0.5くらいしか返ってこない対応に不満があり、LSSさんにお願いすることにしました。メールのやり取りだけでも丁寧な人柄がうかがえ、聞いたことに対して詳しくご説明下さり、今回本当にお願いしてよかったと思います。
留学の手続きまでで終わりではなく、その後、現地でのサポートもしてくださって感謝してもしきれません。

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