Ms. I Mari さん(20歳)ロンドン
コースレベル | A2~B1 |
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クラスの人数 | 10~15人 |
クラスの日本人数 | 1人(自分のみ) |
クラスメートの国籍 | フランス、イタリア、スイス、韓国、中国、タイ、カザフスタン、サウジアラビア |
当然のことですが、授業はすべて英語で行われます。
それはつまり、聞き取りが苦手なら少なくとも最初の一週間、何を言われているのかさっぱり分からないということです。その期間は非常に苦しいですが、だんだん耳が慣れてきて聞こえるようになってきます。
先生はかなりゆっくり、わかりやすい言葉で話してくれます。熱心な先生が多いように感じました。
午前が文法とプレゼンテーション、午後はIELTS対策と会話の授業があり、授業ごとに先生が変わります。
先生によっても授業の進め方はかなり違うのですが、リスニング・スピーキング能力の向上が目的だった私にとって、一番役に立つと感じたのは、プレゼンテーションの授業でした。この授業は毎週テーマが決まっており、月~水曜でそのテーマについて基本的なことや単語を学び、情報収集をして、木~金曜にクラスで5分ほどの発表を行うというものでした。
反対にIELTS対策の授業は、私には試験を受けるつもりがなかったので、退屈で意味がないと感じることもありました。長文読解をしたり、まるで日本の英語の授業のようでした。
半年以上の長期滞在の人も多いのですが、全体的に人の入れ替わりが早く、毎週新しい人が来て、誰かが帰国するというような状況でした。その分たくさんの出会いがあり良い面もあるのですが、深い友人関係を築くことができないように感じ、その点は残念に思いました。
また、クラスも週ごとに変更できるのですが、クラスを替えるためには担任の先生に話して了承してもらわなくてはなりません。しかし、クラスの担任は固定ではなく(だいたい1、2週間で替わる)、能力をアピールする(クラスでの発言など)のが得意でない場合、認めてもらうのが難しいと感じました。
私は週に25時間授業を受けていたのですが、これだけの時間学校に拘束されていると、帰宅しても宿題で手いっぱいで、復習や自主的な勉強などほかのことをする時間を確保するのは難しかったです。午後には1対1のレッスンも選択でき、クラスメイトにも午後の授業をキャンセルして1対1レッスンに変更する人がいたのはそういう理由もあったのではないかと思いました。
ソーシャルプログラムはサッカー観戦やミュージカル、ディナーパーティーなど多彩で、通常より安く行けるためよく利用しました。一人でも、クラスの友人と一緒に参加しても楽しめました。
聞き取りがあまりできなくても、わかるように丁寧に話してくれました。
ただ、スタッフというより学校全体のシステムの問題かもしれませんが、例えばソーシャルプログラムについて聞きに行っても担当以外の人ではまったく情報を持っていないらしくはっきりした答えが得られなかったり、担当の人が来るまで待たされたりすることがしばしばありました。
物価は全体的に日本より少し高い程度です。日本のコンビニにあたるものはありませんが、テイクアウトのお店がたくさんあるので、食費は安く抑えようと思えば安くあげられると思います。
治安は外国としてはかなりいい方だと思います。ただ、日本のような治安の良さは絶対にあり得ないので、暗くなってから人気のないところを歩かない、危険な地域へは行かない、スリに気をつけるなど、最低限の注意は必要だと思います。
ロンドンというか、イギリスの人は優しい人が多いように感じました。地図を見ながら悩んでいたり、券売機の前で首を傾げていたりすると、通りがかった人が声をかけてくれて助けてくれたりしました。
しかし交通機関などは日本のようなサービスは期待できません。ロンドンの地下鉄はよく止まります。毎週末ストップするラインがあったり、ときどきストライキもあります。
ホストファミリーの良い点は、やはりいざというときに頼れる人がいるという安心感です。わからないことは何でも聞けるし、そうすることが会話力の向上にもつながります。
ただ、食事の時間や洗濯の頻度などはファミリーに合わせなければならないし、帰宅時間についても配慮する必要があるので、少し窮屈な感じがするのも事実です。
もし、今あなたが留学に行くことを迷っているなら、絶対に行くべきです。
最初は本当に戸惑うこともつらいことも多いです。でもだんだん周りの人の言うことがわかるようになって、友達ができて、自分の言いたいことが少しでも言えるようになってくるのは、たまらなく嬉しいです。
短期でも長期でも、まったく新しい世界に飛び込むという体験だけでも、英語以外にも得るものはたくさんあります。世界を見る目が変わりますよ。
やはり英会話を伸ばすために必要なのは、間違いを恐れず、できる限りたくさん、日本人以外と英語で会話することです。
日本人同士で英語で会話するのもいい練習にはなると思いますが、お互い同じような発音なので自分の発音の間違いやくせに気づくことができないし、あくまで練習にしかならないと、私は思います。「伝えよう」という必死な気持ちがなければ英会話は伸びないと思います。
日本でも耳を鍛えることは十分にできると思います。英語をたくさん聞いて耳を慣らしておけば、留学してからの上達も早くなると思います。
正直ロンドンで買えないものはほとんどありません。
日本語のガイドブックですら手に入ります。ただ、当然日本よりも高価なので持ってくるほうがいいと思います。
6週間は予想以上に短く感じました。正直、英語力を伸ばすという意味では短すぎる時間でした。
それでも、限られた時間の中でまったく異なった文化圏のたくさんの人と出会い多様な考え方を知って、英語以外にも多くのことを学べたと思います。日本では得難い体験です。
英語でしか意思の疎通がはかれない友達ができたということは、これからの英語学習のモチベーションにもなります。
今度はもっと長期滞在でじっくり英語を勉強しに行きたいです。
何社かメールで問い合わせたなかで、一番具体的な内容を返答してくださったのでお願いしようと思いました。
メールでのやりとりも常に迅速で丁寧で、なにより現地で一度顔を合わせてお話しできたのは、なにかと不安の多い留学生活で大きな安心感につながりました。
London - ロンドン
Bournemouth - ボーンマス
Oxford - オックスフォード
Brighton - ブライトン
Cambridge - ケンブリッジ
Norwich - ノリッジ
Canterbury - カンタベリー
Mansfield - マンスフィールド
Lewes - ルイス
Cheltenham - チェルトナム
Farnham - ファーナム
Wimbledon - ウィンブルドン
Chichester - チチェスター
Bath - バース
Exeter - エクセター
York - ヨーク
Liverpool - リバプール
Edinburgh - エディンバラ
Scotland - スコットランド
Galway - ゴールウェイ
Dublin - ダブリン
Tiverton - ティバートン