Ms. T Satomi さん(37歳)ロンドン
コースレベル | ABE Advanced Diploma in Business Administration |
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クラスの人数 | 50数名 |
クラスの日本人数 | 1(本人のみ) |
クラスメートの国籍 | インド、アフリカ系が多数+南米、アジア系が少数 |
受講前はよくわかっていなかったのですが、この講座は学校がDiplomaをくれるものではなく、外部団体(ABE)が実施する試験の対策講座です。(私は学校がABE の認定校のようなもので、学校が試験を実施して、合格するとABE のDiploma がもらえるのだと思っていました。)なので、学校の先生と試験の出題者はまったく関係ありませんし、授業の出席と合否もまったく関係ありません。
時間割は、1週間に1科目×2コマを5科目でした。私の場合、月曜:1科目、火曜::1科目、水曜:休み、木曜:2科目、金曜:1科目です。宿題はたまに出る程度でした。
授業は、ディスカッション形式で進むことが多かったので、英語での会話がすごく苦手だったり、自分の意見を言うのが苦手だったりすると、苦痛かもしれません。
この講座は受講期間が実質4ヶ月なのですが、テキストはとてもカバーできないほど厚く、他の学校では同じ講座を1年かけて走らせていると聞きました。なので、授業時間は少ないですが、試験勉強はかなり大変です。
クラスメイトはフレンドリーでランチタイムも楽しかったです。
学校については特にお勧めする点はないですが、私の場合は1年未満でなるべく安い講座を探していたので、私の需要には合っていたと思います。
食堂が、5-10分ほど歩いたところにある、姉妹校の語学学校内にあるのですが、(語学学校の生徒でごった返していますが)わざわざそこまで行くことはありませんでした。
受講人数に比べて明らかに教室が狭く、いつも教室の後ろに椅子だけ並べて机さえない状態で授業を受けている生徒がいましたが、改善されることもなく、やがて受講人数が減ってきて(欠席する人が増えてきて)、みんなが座れる状態になってきました。
インターネットで探しました。私の経験上、一番件数が多く、利用者も多いGumtreeは、意外と役に立ちませんでした。
理由:
-怪しげな物件も多数(あやうく詐欺に引っかかるところでした。)
-サイトの検索機能がなく、全てに目を通さないと自分の好みの物件を拾い出せない
-広告のフォーマットが決まってないので、自分に合った物件かどうか、
行ってみないとわかならない(募集主が隠したい情報には触れない、という場合も)
結果的に私は http://www.spareroom.co.uk/ で見つけました。
検索機能がしっかりしているので、好みの物件を細かく指定できますし、広告のフォーマットが決まっているため、ウェブサイトを見た時点で物件の情報が網羅されているので、電話をしたり見に行く手間が省けます。
フラットシェアをした感想は、物件もそうですが、快適度はフラットメイトに大きく左右されると思うので、その辺は賭けだな、と思います。私の場合はウクライナ人3人との4人暮らしでしたが、(男2:女:2)とても快適でした。1人暮らしより寂しくなく、適度に自由なフラットシェアは大好きです。大家が結構いい加減な人で、家電が壊れたままだったりして不便な面もありましたが、私以外の3人は社会人だったので、夜も静かでしたし、フラットも清潔に保たれていました。
予想以上の他民族・多文化ぶりでした。イギリス人に出遭うことはあまりありませんでした。出遭う人のほとんどが外国出身で、友達になっても、やがて帰国してしまう、ということもよくありました。外国人としては住みやすい部分もありますし(自国の食材が手に入り易いとか、人々がノンネイティブに慣れている、など)、こんなにいろんな国の人たちに会えることもあまりないと思います。ニューヨークから来たインド系のクラスメイトが、ロンドンは、ニューヨーク以上に他民族だと言っていました。イギリスらしさを期待する人は、地方都市の方がいいかもしれません。
バイト、ショッピング、家事、観光
私の場合、コースが始まる前に語学学校に2ヶ月通い、その間にフラットを探すなど生活に慣れてから受講を開始しましたが、それはやはり正解だったと思います。
授業は、はじめのうちは聞き取れないこともありましたし、ディスカッションの時間に思うように話せなかったりしましたが、そのうち、なんとなくついていけるようになりました。が、試験は予想以上に難しかったです。まず論文形式の試験に慣れていなかったことと、意外に難しかったのが、いきなりペンで解答するということです。
渡航前から翻訳の仕事をしていて、ある程度、英語のライティングには自信がありましたが、フォーマルな文章を自分で作文する3時間×5科目、計15時間の筆記試験はかなり大変でした。英語に限らず、論文的な文章を書き慣れている方なら、あまり抵抗はないかと思います。逆に、普段、仕事で英語を使う方でも、短時間で文の構成を考えて説得力のある答案を作成する、ということに自信のない方は、きちんと段階を踏んで始めた方がいいかもしれません。
試験勉強は、テキストの内容を覚えるだけでなく、有名企業の特徴や戦略を知っている前提での出題なので、インターネットで情報収集をするなどの作業も必要でした。逆に仕事でそうした知識をすでに身につけている方には、簡単かもしれません。
私の場合は、語学学校よりも実践的な英語を身につけたかったというのが受講の動機なので、それほど授業内容に興味があったわけでもなかったのですが、受講後は、とてもためになったと思います。
実際の会話力は、アルバイトを始めてから進歩したと思います。授業も大切ですが、やはり日常生活に負う部分が大きいと思うので、積極的にいろいろなことに参加されるのが良いと思います。
私の場合は35も過ぎての留学で、今さら感もありましたし、仕事を中断する不安もありましたが、本当に貴重な経験をしました。
大体のものはこちらで買えるので特にありませんが、使い慣れた日本の化粧品など、欲しいものはネット通販で購入して、自宅から送ってもらっていました。パソコンは大活躍でした。
良いことも悪いことも含めて、良い経験になりました。特に、ショップ店員とはいえ、英語圏での就労経験を得るという目的が達せられて、とても満足しています。
申込手続き自体は自分でもできると思いましたが、当初、就労経験を得るためインターンシップを希望していたので、情報を期待して問い合わせました。同様の業者、数件に問い合わせましたが、ロンドン・スタディーサポートが一番、対応が早く、信頼性があると思い、決めました。
家族に英語を話す者がいないので、緊急連絡先としても、留学エージェントを通しておいて役に立ったと思います。また、現地でちょっとした問題などがあったとき、相談できる日本人の方がいるというのも安心で良かったと思います。
London - ロンドン
Bournemouth - ボーンマス
Oxford - オックスフォード
Brighton - ブライトン
Cambridge - ケンブリッジ
Norwich - ノリッジ
Canterbury - カンタベリー
Mansfield - マンスフィールド
Lewes - ルイス
Cheltenham - チェルトナム
Farnham - ファーナム
Wimbledon - ウィンブルドン
Chichester - チチェスター
Bath - バース
Exeter - エクセター
York - ヨーク
Liverpool - リバプール
Edinburgh - エディンバラ
Scotland - スコットランド
Galway - ゴールウェイ
Dublin - ダブリン
Tiverton - ティバートン