Rさん(20歳)ロンドン
クラスの人数 | 6名 |
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クラスの日本人数 | 5名 |
クラスメートの国籍 | 日本、コロンビア |
このコースはテーマごとに様々な作品の抜粋を読み進めていくもの(ゴシック文学、移民文学、帝国主義等)で、作品内容は難しかった。日でははあまり有名ではないが、世界的には有名な「崩れゆく絆」をはじめとする自分が知らなかった新しい作品に出会えたことはよかった。この表現についてどう思うかなどを一人一人が発言していく形式だった。課外活動ではテートモダンや大英博物館に行き、現代美術や歴史的に貴重な品(私はアフリカのお面を選んだ)と取り扱っている文学作品を関連付けることで、テーマへの理解を深めた。
最後はペアでプレゼンテーションを行った。私は英語と日本語の押韻の違いを音楽、詩(俳句等)、宣伝フレーズなどで比較することで二つの言語を行き来する過程で文学(literature)がどう変容するのかのついての発表をした。全てを英語で話すのは緊張したが、先生方やクラスメイトがあたたかく聞いてくれたので、やり切れた。
学校は朝から夕方までしっかり授業があった。
課外活動ではテートモダンや大英博物館に連れていってもらったりと充実していた。先生方も積極的にコミュニケーションを取ってくださったのですぐに雰囲気に馴染めた。
クラスメイトは早稲田のJCulPの生徒がほとんどであったが、同じ日本人でも、全く違う分野を学んでいる同年代との交流はいい刺激になった。施設にはエアコンがなかったので、30度越えの日は辛かったし、食堂は簡素なもので、値段も高かったので、寮で米を炊いてお握りにして持っていったりと工夫した。建物としてはとても綺麗で、トイレが自分の通っている日本の大学のものより何倍も綺麗でびっくりした。
思ったより広い。ただ、シャワールームはシャワーヘッドが動かせない、いわゆる欧米といった感じで、水温も低く、夏とはいえ日本の秋ぐらいの気候にはきつかった。ベッドは週一で交換してくれるし、コインランドリーはカード支払い可、共用スペース入り口にウォーターサーバーがあるのも、飲料にお金をかけずに済んだので全体としては住みやすかった。最初に案内された部屋が間違っていて、途中で引っ越しをしたのは今となっては良い笑い話。
現地に行くまではとにかく不安で、いっても何もできないのではと思っていたが、実際に来てみると次から次に行きたいこと、やりたいことが出てきて、現地で仲良くなった友達と一緒に観光したり、パブに行ったりしていた。
自分にこんなに行動力があったことにびっくりはしたが、せっかく来たのだから後悔しないように過ごしたいと思った。ただ、どうしても日本よりは治安が良くないので、服の中にパスポートやクレカを入れて行動したり、ジッパー付きのハンドバックに財布を括り付ける、スマホは紐を使って肩掛けにするといった工夫はいるが、こういった防犯対策に気をつけていれば日本とさほど変わらなかったし、街並みを見るだけで外国に来たんだという実感があり楽しかった。
海外に行くということは、軽く国内旅行に行く時とは話が大きく異なる。
まず、準備はやり過ぎなくらいがいい。現地についてから困ることが少なく、現地生活を楽しめる。英語の勉強をしていくことも大切だが、フライト時間もたっぷりあるので、まず準備(申し込み、滞在施設、服、スマホ、航空券)に集中してほしい。また、現地では後悔のないようにいろんなところに行くべきだが、危険な場所、地域は事前に調べて行かない、または複数人で行くようにした方が良い。
保湿剤、洗顔剤(想像以上に乾燥するし、現地の洗顔剤はきつい)
物干し紐、ハンガー(寮の収納は少ないから)
レインコート(傘よりこっちの方が濡れない)
docomoの海外利用に申し込んだ。
親のクレカに紐付けされたプリペイドカードと、自分のクレカを持っていった。
ほとんど使わなかったが、現金を五万円ほどポンドに変えて持っていった。
語彙力は正直わからないが、日常的な表現やフレーズを何も考えずに言えるようになったり、英語で話しかけることに抵抗があまりなくなったので、周りの人の表現や話し方を観察して参考にする、物怖じせずに聞いた者勝ちというスタンスで過ごせば良いと思う。実際、聞かないと教えてはくれないし、不利になることもあったので(ファストフード店で注文を忘れられていて、指摘していなかったら...ということがあった。)、グイグイ行った方がいい。
今回の留学は初めての海外であったこともあり、不安が大きかったが、LSSのHarukoさんのおかげで入念に準備を進めることができ、三週間の貴重な経験ができた。
留学を通して感じたことは、やはり実際に体験してみないとわからないということ。授業の形式、バスや地下鉄のシステム、スーパーのレジに至るまで日本とは違うところを探せばキリがなかった。憧れの国に実際に行ってみたことで、憧れるきっかけになった文化的側面(アフタヌーンティー、リバティプリント、ビクトリア朝美術など)はもちろん、現実的な側面(イスラエルに対する大規模デモを見た。)をみることができ、イギリスも日本と同じ国家であることを感じた。
違いをたくさん感じるからこそ、共通点を見つけると嬉しくなったし、一人で全てを責任持ってこなさなくてはいけなかったので、大人として成長できたと思う。
また、やりたいと思ったこと(観光等)を自分で計画して一人で完了させることも多く、フットワークの軽さや、なんでもやってみようというスタンスを身につけられた。
エージェントを探していた時たまたま見つけて、感じが良さそうだったからです。
初めての海外、しかも単独での計画だったので、わからないことだらけでしたが、一つ一つ希望を聞いてくださり、コースの申し込みから、寮の予約、航空券手配まで助けていただきました。また、出発前日になって、急に大学のサイトに登録ができていないことが発覚し、パニックになった時も迅速に対応してくださり、現地でのセッティングでも大丈夫であることを確認してくださるなど、本当に助かりました。
London - ロンドン
Bournemouth - ボーンマス
Oxford - オックスフォード
Brighton - ブライトン
Cambridge - ケンブリッジ
Norwich - ノリッジ
Canterbury - カンタベリー
Mansfield - マンスフィールド
Lewes - ルイス
Cheltenham - チェルトナム
Farnham - ファーナム
Wimbledon - ウィンブルドン
Chichester - チチェスター
Bath - バース
Exeter - エクセター
York - ヨーク
Liverpool - リバプール
Edinburgh - エディンバラ
Scotland - スコットランド
Galway - ゴールウェイ
Dublin - ダブリン
Tiverton - ティバートン