Yさん(22歳)ロンドン
受講コース名 | General English 20(B1 Intermediate 中級 → B2 Upper Intermediate 中級の上) |
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クラスの人数 | 10人前後 |
クラスの日本人数 | 2~3名 |
クラスメートの国籍 | サウジアラビア、韓国、イタリア、中国、ブラジル、チリ、コロンビア、ロシア、トルコ、クウェート、スイス、フランス、タイ、台湾など |
先生によってスピーキング、語彙、文法など重きを置くものが違い、授業内容は先生によって大きく左右されそうです。ただ、事前アンケートによって自分の苦手な分野を重点的に学べるので自分の希望に沿わない授業をとることはないと思います。文法は日本の英語の授業に比べると、私にとっては、とても簡単に感じました。しかし、日本では習わなかった細かなニュアンスの違いを教えてくれる為、退屈することはありませんでした。
また新鮮だった点は、口語の表現も教えてくれる点です。日常会話での表現はほとんど日本では習うことがなかったので興味深かったです。
授業の雰囲気としては非常にオープンで誰がいつどのような発言をしても良く、先生は暖かくそれを受け入れてくれます。そのため、しばしば授業から話題が脱線することもありましたが、それが英語で自分の考えや自分の国の事を説明する機会になりスピーキングにはいい環境だったと思います。
教師の質は全体的に高いと思います。IH London自体で教師の育成も行っているため、大きな外れは少ないのではないでしょうか。また、仮に教師の質が悪かったり、教師との相性が悪かったりしてもクラスをいつでも変えることができるので、そこまで大きな問題はないかと思います。
クラスメートは国際色豊かです。全体的にサウジアラビア、韓国、ブラジル、イタリアが特に多いと感じました。ただ、日本人は中級レベルに位置づけられることが多く、必ずクラスメートに日本人が一人はいる、という状況でした。
教師の質と同様にクラスメートの質も授業の質を大きく左右する要因だと感じました。授業に関与せずスマホをずっと見ているという生徒も残念ながらクラスにいました。友人から聞いた話ですが、特に夏休み期間中は、ホリディー気分の学生が多いらしく、授業が先生の思うように進まないこともあったそうです。ですが基本的にクラスメートは授業に前向きでよく話してくれるので、彼らの様々なバックボーンの話を聞くのは大変興味深かったです。
学校では授業がある日は毎日、時には週末にもソーシャルプログラムが開催されています。
自前で行くとお金がかかる場所でも無料で入場することができたり、割引を使えたりすることができます。ミュージカルなども安価で行くこともできるので大変有用でした。また、友達をつくる絶好の機会でもあり、積極的に参加することをお勧めしたいです。
ソーシャルプログラム以外にも交流の機会があります。IH Londonでは英語以外の言語の授業も開講されているため、日本語を学ぶネイティブの人との交流会が開催されていました。ただ開催の頻度が2カ月に1回ほどと極めて少ないので留学期間が短い場合、参加できない可能性は大きくあると思います。
全体として大規模校かつロンドンに立地するメリット、デメリットは双方やはりあると思いました。メリットとしては大規模校であるため、クラス数が多くクラスの融通が利きやすい、様々な国籍の人が在籍している、様々なアクティビティが開催されている、ロンドンの観光地や訪れるべき場所にアクセスしやすいこと等が挙げられ、デメリットとしては、時期によって、日本人が多い、物価が高いということが挙げられると思います。ですが、個人的には日本人が多いことはデメリットにはそこまで感じませんでした。ずっと日本人コミュニティのみに属することになってしまう場合はもったいないですが、それを活用することで日本人以外の友達も作ることができます。私が周りの日本人の友達に恵まれていたこともあるとは思いますが、日本人がある程度いることは、良い方にも向くのではないかと思います。
ホストファミリーはとても親切で大きな問題はありませんでした。料理もおいしく、部屋も快適でした。また、私の場合は同じホームステイ先に他の留学生も2人おり、ロンドンの事や学校の事を教えてくれ大きな助けになりました。ホームステイ先はzoon3に位置し、学校までの通学時間は45分ほどでしたがそれも自分にとっては大して苦痛でもなく問題ありませんでした。ただ交通費が高くなってしまうことには悩まされました。
また他の困った点として洗濯の頻度があります。洗濯の回数が週に1回であるうえに、全ての洗濯物を出すと多すぎると言われたので実際は2週間に1回ほどしか洗濯できなかった点は困りました。他のホームステイしている学生さんのなかには、週に1回以上の洗濯を許されている方もいらっしゃったので、ホームステイ先によるところが大きいのかもしれません。
治安は地区によるところが大きいとは思いますが、私の生活圏ではおおむね良かったと思います。ロンドンの治安面で気を付けることはスリぐらいだと思います。
ただ、物価は総じて高いです。何をするにもお金がかかるので多くの人は外食を結構控えていました。
また、ロンドン中心部は地下鉄とバスにより交通網が発達しており、交通の便はとても良かったです。本数が多いため、時間通りに運行していなかったとしても次の列車やバスがすぐ来るので不便さは感じませんでした。
留学に来る前は、海外に一人で行くことも初めてでしたし、不安を感じていましたが、思いのほか早く順応し充実した日々を送ることができました。
海外に旅行者としてではなく、居住者として滞在し異国の文化に、どっぷりとつかることで自分の価値観の幅がかなり広がったように感じます。このような経験はこの先できる保証もありませんし、迷っている方がいらっしゃるなら、是非やってみることを強くお勧めします。
また、もしロンドンに滞在するつもりの方がいらっしゃれば、週末はロンドン外に旅行に出かけることを強くお勧めします。フランスなどのヨーロッパ諸国も近いですし、より充実した滞在になると思います。自分はもっと出かけていればよかったと今になって後悔しています。
・折り畳み傘
ロンドンの天候は変わりやすいので携帯しやすい傘があると便利です。
・体温計
あると体調管理がしやすいと思います。
・薬
季節の変わり目に体調を崩す人が多かったので、風のひきはじめに飲む薬があれば重宝すると思います。
日本で買ったスマートフォンにあらかじめ買った現地のSIMカードを挿入して使っていました。携帯キャリアは最初THREEを使っていましたが、室内に入ると圏外になってしまうことがあり不便だったので、giffgaffに乗り換えました。Threeよりも安価かつ安定してつながりやすいのでgiffgaffを強くおすすめします。
新たにデビットカードを作りました。クレジットカードも一応持っていきましたが、盗まれた際のリスクが大きいと考え臨時のカードとしてずっと家に置いておきました。そのためデビットカードと、それをスマホに登録してよく使っていました。デビットカードはナンバーレスだと仮に盗まれても番号が分からないのでお勧めです。
日本の銀行が発行しているカードを使うと、現地の人との割り勘などのお金のやり取りができないのでそこは困りました。また、人によっては現地に口座を作っている方やRevolutというアプリを使って相場が良いときにまとまった円をポンドにあらかじめ変えて使っている方もいました。送金もできるようなのでよいのではないでしょうか。自分は使っていないのでよくわかりませんが。
会話する機会を多く設けることが英会話を伸ばすためには重要だと思います。日本では周りがほとんど日本人のため英語を話す機会が全くなく、それが英会話ができないという事につながっていると感じました。また、多くの日本人は周りに遠慮して自分の主張や意見を言わないという傾向がありますが、その発想を変えてなんでも言ってみるというのが重要だと思います。まあそんな簡単に変えられたら苦労しないんですけどね。
ネイティブの友達は2通りの方法でできました。まず一つ目は、すでに上述した通り、学校の言語交流イベントです。共通の趣味を持っている方がいらっしゃったので、そこで友達をつくることができました。二つ目は、日本人経由です。日本人の方で、ワーキングホリデーで来た方は現地で働いている人もいるため、現地の人とのコネクションを持っています。そういった方のおかげでネイティブの友達を作ることができました。
3カ月弱ほどの短い期間でしたが、自分にとっていい経験になりました。
英語の能力面においては、知識はあってもスピーキングでは実際に使うことのできなかった語彙や文法、表現を実践の場で試すことができ、かなり自分の中に定着したと思います。また英語を使わざるをえない状況にいることで、英語を話すことにためらいがなくなったと感じました。
英語以外の面でも、イギリスの文化また他国の様々な文化に触れることで、自分の価値観が広がったほか、以前よりも世界との距離が近くなったように思われます。
イギリスに留学したいと思っていた折に、たまたまネットでサイトを見つけ、評判が良かったため問い合わせだけでもお願いしよう、と考えたことがきっかけです。その後、きめ細かく対応していただきエージェントをお願いすることを決めました。
私自身、留学する場所やどのようなコースを選択すべきか曖昧なビジョンしか持ち合わせていなかったので、様々な選択肢や情報を提示していただき大変助かりました。また留学中も気にかけてくださり、安心して留学に集中することができました。
London - ロンドン
Bournemouth - ボーンマス
Oxford - オックスフォード
Brighton - ブライトン
Cambridge - ケンブリッジ
Norwich - ノリッジ
Canterbury - カンタベリー
Mansfield - マンスフィールド
Lewes - ルイス
Cheltenham - チェルトナム
Farnham - ファーナム
Wimbledon - ウィンブルドン
Chichester - チチェスター
Bath - バース
Exeter - エクセター
York - ヨーク
Liverpool - リバプール
Edinburgh - エディンバラ
Scotland - スコットランド
Galway - ゴールウェイ
Dublin - ダブリン
Tiverton - ティバートン