Ms. K Naoko さん(32歳)オックスフォード
朝食後、その日の午前のレッスン開始時間を決めます。
午前中は書き取りや音読、前日に新たに覚えた単語での作文などを行いました。
その後昼食をとり、そのまま午後のレッスンに入ったり、先生が買い物にいくので一緒に行って、その後再度始めたりなど、いろいろです。
午後は音読や会話などが多かったです。
細かくやりたいことを確認してもらえますので、希望を言うと途中で先生が新しいものを取り入れてくれます。こちらが希望しても先生が不要と思えばそう答えてくれますし、いらないと思うけどやってみようかと取り入れてくれたりもします。
週末
最初の週は日本から持ち越した仕事の残りもあったので、そのまま先生のお宅で過ごしました。
イギリスの古い建物が好きなので、先生が何カ所か紹介してくれました。
2週目の週末は土日1日ずつにそれぞれ1カ所ずつ行ってきました。
他にも近くの町で市場が開かれるからと誘ってくれたので一緒に連れて行ってもらったりということもありました。
出かけないのであればでかけないでその週の復習をしたりして時間を過ごせます。
全く違う勉強すべきポイントがたくさん見つかった
実際に行ってみると、行く前に「足りない」と思っていたことと、行ってみて「足りない」と思う事が違いびっくりしました。その上で先生がそれを拾い上げてくれてどんどんレッスンが組み立てられて行きますし、自分の希望もすぐに通るので文字通り「濃厚」でした。新しく見つかることの勉強だけでも時間が足りないくらいでした。日本に帰ってもできる英語の勉強もたくさん見つかって本当にびっくりです。
24時間一対一レッスン
レッスンの時間は決まってはいるのですが、通常のホームステイと違い、レッスン以外の時間の会話なども「先生として」の視点で見てもらえ、場合によってはそのとき見つかった問題点が次の日のレッスンの題材になったりします。
英語独特の言い回しや表現にどっぷりつかれる
現地に行ったり、日本でネイティブの先生に習う理由は、日本語を英語にしていくのではなくて今頭の中にある伝えたいことをゼロから英語でどう表現するかを勉強することが大きいと思っています。わたしはビジネス英語ではなく、生活の中のちょっとした一言をどう表現するのかにとても興味があったので、ホームステイ形式を選びました。
先生はテレビを見ながら「そうだそうだ」と言うタイプの人でした。おかげで「そういうふうに叫ぶといいんだ」と、遠目に勉強になりました。旦那さん静かな人でしたが。普通のホームステイよりも「今なんて言ったの?」と聞きやすかったですし、先生も返すときにポイントを踏まえて返事をしてくれるので24時間勉強できるといった感じでした。
事前に出した希望にとても合っていた
事前に細かく希望を聞いてもらえました。動物が好きなこと、イギリスの古い家が好きなことなどを伝えたところ、「ここまで?」と驚くほど希望に沿ったおうちでびっくりしました。
まず、自分もそうなのですがネコを飼っていました。これは飼っている人にしか伝わらないことなのですが(笑)、ネコへの声の掛け方も必要なことは全て英語で言えるようになりました。
さらにすぐ側には馬や牛、日本ではなかなかいないガチョウやリス、野うさぎまでいて飽きませんでした。家続きの温室で勉強していると、前の通りを馬が歩いている蹄の音まで聞こえて一人で大喜びしていました。
先生のお家から歩いてわずか1分のところにマナーハウスがあり、それが絵に描いたようなきれいな邸宅で、感激しました。田舎だったので、すぐに大草原や絵本のような世界が広がっていて幸せでした。
興味のあるところも似ていて、本当に楽しかったです。
現地で余分なお金がほとんどかからない
この語学学校システムのいいところだと思いました。3食つきなので、「昼は学校の近くで外食」などがありません。そのため町に連れて行ってもらったときに買い物をしなければ本当に授業料以外にお金がかかりませんでした。週末に出かけるときも、お昼用にサンドイッチや果物を渡してくれました。
田舎でもWiFiルーターがあるとネットが使える
日本から持ち込んだ仕事の残りもあったため、ノートパソコンを持参しました。
事前にイギリスのネット事情を調べて、SIMカードが自動販売機で買えること知りました。空港で荷物受け取りの場所にその自動販売機があり、待ち時間に購入。日本で使っていたWiFiのポケットルーターがたまたまSIMフリーのeMobileだたので、差し替えて無事に使えました。
先生のお宅ではもともとWiFiルーターがあり、到着した当日にパスワードを教えてくれました。おかげで先生宅では持ち込んだルーターを使う必要はありませんでしたが、外出先では活躍しました。どこでも問題なく使えて、iPodで地図も見られるし、メールもできて快適でした。
寒くて暗いおうち
他の方の留学体験「イギリスの家庭は暗くて寒い」と書いてあるのを事前に見てはいましたが...。あまり暖房を使わず、最初は寒くてびっくりしましたが、徐々に体の方がなれてくれました。
ただ、持ち込んだ衣類が薄手だったため、先生の買い物について行くついでに肌着や上着を買い込みました。
また、イギリスのお宅ではあまり明るくしないようなので、持ち込んだ折りたたみの卓上ライトが役に立ちました。
・絶対に英語以外が通じないので、お勧めします。
わたしの先生のお宅は田舎で、周囲に日本人はまずいませんでした。
おそらくそういった環境を希望すれば下手に「日本人の少ない学校」を探すよりは間違いないと思います。
・希望は詳しく出しておいた方がいいと思います。
わたしのような、ビジネス英語などではなく単に「英会話が上手になりたい」人でも、先生によっていろいろな得意分野があるようなので目的をはっきりさせておいた方がいいと思います。
・日本でできることはやりきってから。
スタディボーンマスさんのホームページにも、行く前にやるべき勉強がたくさん書いてあります。わたしは出発前がとても忙しくて、しかも「どうせ現地に行けば勉強するし...」と甘えたことを考えていましたが、行ってからは行ってからの勉強や、新しく気づくポイントがたくさんあります。自分の時間もありますがそれでもその新しくみつけた勉強したい事をするには足りないくらいです。ですからボキャブラリーを増やす、音読をするなど、日本でもできることはやり切ってから行く方が現地での時間を充実して勉強するにはとても大切だと思いました。
・日本の仕事は終わらせてから(苦笑)!
本当に失敗したと思った事が、どうしても終わらなかった日本での仕事を持ち込んでしまった事です。それは英語でするものでしたが、報告内容が日本の現場のことなので、参考資料が日本語でした。どうしてもその時間頭が日本語になってしまいます。せっかく思いついたことを日本語からの翻訳ではなく、直接英語で伝えられそうになっても、それが一旦リセットされてしまい、またそれを「とても」実感するのです。本当に後悔しました。
・電子辞書は英英辞典込みを
わたしは持ち込んだ電子辞書がノートパソコンに元々入っているものでした。英英辞典が入っていなかったので、調べた結果を先生と共有することができず、残念と思いましたので、英英辞典が入った辞書を持って行くことをお勧めします。ちなみに先生は英和辞書でも、例文をみて内容を把握してくれているようではありました。最終的にはインターネットのOxford英英辞典を主に使うようになりました。
・SIMフリーのWiFiルーター
日本のほとんどの会社はSIMロック(自社のSIMカード以外は受け付けない)になっているようです。たまに「SIM」という言葉を使わない会社もあります。eMobileはSIMフリーですので、持って行って現地でSIMカードを買えばネットが使えます。他にもSIMフリー契約の会社があるようなので調べてから行くと携帯自体も使えるのだと思います。長期間行かれる方は現地で携帯を買われると思いますが、わたしのように短期いく場合にはおすすめです。
わたしは20ポンドで1ヶ月分というプリペイドを買いました。自動販売機では携帯電話用のものなどいろいろな種類が売られているので、購入の際にはご注意を。
・単語カード
こちらで買っても良いと思いますが、高くてあまり種類もないので、使い方にこだわりがあるような場合は特にあらかじめ持っていけたらいいと思います。
・湯たんぽ
ホッカイロだと数を持って行くと重い上にゴミになりますが、湯たんぽならかなり便利だと思います。
・日本の食べ物
最近はインターネットがあると画像検索もできるので、日本のものを見せるために本などを持って行く必要は必ずしもないのかなと思います。本は重たいですし。ただ、食べ物などはちょっと持って行けると話題提供にいいんじゃないかと思いました。料理好きの人は日本独自の調味料を持って行って料理してあげるといいと思います。
・ ちょっと余分に肌着または上着
やっぱり寒いです。しかも「突然」寒くなったりするので、「ここまではいらないかな?」と思うような肌着や上着をほんの1枚か2枚でいいので持ってくることをお勧めします。
現地に行ってみると、テストの点数ではなく実感として「自分の英語レベル」がわかります。
そうすると本当に自分に必要な勉強がよくわかります。
先生のお宅に住み着いての勉強でしたので、ご家族みんなで応援してくれたことが、帰ってきてみると一番実感として残っています。思ったより伸びず、途中すっかり落ち込んでいましたがその間もとても励ましてくれました。その分お別れが寂しくて、空港へ送ってもらってから、すぐに日本からイギリスへ来た友人に落ち合いましたが、あまりに落ち込んだ顔に驚かれたくらいです。
そのあと別の国へ行きましたが、国民性の違いに愕然とし、「やっぱりイギリス人が好き」と思いました(笑)。また行きたいです。
生徒に手数料がかからないこと、費用は直接学校に振り込めること、を条件にいろいろな留学エージェントを少し探しました。
普段から何もかも第一印象で決めるのですが、インターネットでお店などを探すときは、サイトの雰囲気で決めます。
他の留学エージェントと比較して暖かみがあるホームページで、内容も明るく依頼しやすい印象だったのでこちらにしました。
申し込んだ後に気づいたのですが、ブログのような現地での日記があり、それが「イギリスに行って暮らしてみたい」と思うわたしのような人にはとても楽しい内容でした。そういったものも信頼できるきっかけになると思います。
London - ロンドン
Bournemouth - ボーンマス
Oxford - オックスフォード
Brighton - ブライトン
Cambridge - ケンブリッジ
Norwich - ノリッジ
Canterbury - カンタベリー
Mansfield - マンスフィールド
Lewes - ルイス
Cheltenham - チェルトナム
Farnham - ファーナム
Wimbledon - ウィンブルドン
Chichester - チチェスター
Bath - バース
Exeter - エクセター
York - ヨーク
Liverpool - リバプール
Edinburgh - エディンバラ
Scotland - スコットランド
Galway - ゴールウェイ
Dublin - ダブリン
Tiverton - ティバートン