Ms. H Kaori さん(21歳)ブライトン
クラスの人数 | 8~12人 |
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クラスの日本人数 | 1人 |
クラスメートの国籍 | スペイン、スイス、イタリア、トルコ、ブラジル、コロンビア、韓国、タイ、中東 |
先生や生徒がとてもフレンドリーで協力的で過ごしやすかった。また、ビーチやショッピングモールまでも近く、カフェ、レストラン、パブ、クラブなどもたくさんあるので放課後も楽しく過ごせると思う。ロンドンまでも電車で1時間ほどで、学校が提携しているツアー会社の国内やパリ、オランダへの旅行も格安であるので休日も暇をすることがないと思った。ただ1年近く滞在する人の中には、つまらないと感じロンドンのSt. Giles に移動する人もいた。
最初のホームスティ先は、マザーと15歳の息子の家。部屋は広くきれいで、専用のバスルームがついていたが、ビジネスライクな家庭だったため、夕食は一人で冷凍食品を食べたり、洗面台やお風呂を使った後は掃除をしなければいけなかったり、また休日は泊りで出かけていたりしたためほとんど会話をすることがなかった。朝食と夕食しか食べることができず、飲み物も水道水のみで、少しお腹がすいたからと言って家のものが食べられるわけではなかった。バス停までは10分弱、学校まではバスで20~25分。
家を替えるのには1か月前に学校に伝える必要があるが、私は次の家を決める際に台湾の友達に紹介してもらった家に移ったので、2週間で移ることができた。マザーだけの家だったが一人暮らししている娘と、海外赴任しているファザーが時々帰ってくるフレンドリーな家庭だった。夕食も毎日一緒に食べ、軽食や飲み物も好きなように食べて良いと言われていた。家族でBBQをしたり誕生日プレゼントをくれたり、本当の家族のように接してくれた。
来る前は、ビーチがあり夏は多くの人が来るという事、イギリスの南にあることなどから暖かいところをイメージしていたが、今年は5月頃までコートが手放せなかった。7月ころは暖かくても湿気がなく、風も涼しかったので非常に過ごしやすかった。
パブやクラブが有名なことから治安を少し心配していたが、実際は危険な場面に遭遇することは1度もなかった。ただ、私はパブに行っても12時ころには帰っていたので、2時3時までクラブに行ったりする場合の治安はわかりません。週末は多くの人がパブや、屋外で夕方ころからお酒を飲んでいるため多少注意が必要かと思うが普通に歩いている分には問題なさそうだった。スリの話もほとんど聞いたことがなく私もバスカードを落としたが翌日手元に戻ってきた。しかしクラスメートがバスにパソコンを置き忘れ、結局見つからなかったというのを聞いたので、持ち物には日本以上の気を付けた方がよい。
物価は、お酒・レストランなどは日本より高いが、スーパーなどはほとんど日本と変わらない印象。水やなにかちょっとしたサービス、公共のトイレなど、日本では当たり前のように無料のものでもお金がかかる。
交通は、ブライトン内はバスでどこでも行ける。定期は3か月で110ポンドほど。パブなどで帰りが遅くなる場合でも地域によってはナイトバス(定期利用不可、3ポンド)を利用できる場合もある。バスがない場合はタクシーや徒歩でかえらなければいけない。バスは方向や日時によって5分おきだったり、20分以上待ったりいろいろ。ブライトン以外の場所へ行くにはコーチか電車を利用。電車は4人以上で格安になるグループチケットなどもある。イギリスの交通は不正確と聞いていたが、思ったよりも時間通りだった。ただし、たまに30分以上待たなければいけないことや、行先の表示が間違っていることがあった。
イギリスは湿気が少なく、思っていたほど雨もなく非常に過ごしやすかった。また、ブライトンの人は様々な国籍の人を受け入れるのに慣れている人が多いようでみんなフレンドリーだった。ヨーロッパの他の国にも簡単に行くことができるし、国内にも名所がたくさんあるので長期留学しても暇になることはないと思う。
ツーリズムコースは、先生がとても面白く旅行好きな先生だったのでいろいろな話が聞けて楽しかった。内容は、観光というよりも様々な国の文化やホスピタリティについて。旅行業界などで働きたいと思っている人にはとても興味深い内容だと思う。行く前に申し込んでいても、1か月ほど前からコースのエントリーが始まるのでその際に先生に確認に行った方が良い。
なんでも現地で手に入り日本食なども買うことができるが、値段が倍以上するのでインスタントの日本食は持って行った方がよいかもしれない。ドライヤーやヘアアイロンなども安く買うことができる。爪切りや生理用品、化粧品などは何が良いかわからないので日本から持って行った方が良いと思うが、違うものでも気にならないという人は1ポンドショップ(100均のようなお店)でも買うことができる。文房具(特に消しゴム)は日本の製品の方が使いやすい。また日本から荷物を送ってもらう場合、ステイ先ではなく学校宛に送ってもらいオフィスに受け取ってもらうこともでき、多くの生徒がそれを利用していた。
英語を伸ばすためには、とにかく英語を聞いて話すことが一番だと思った。多くの人と話せばそれだけ違う表現方法や単語を聞くことができるので学校の友達だけでなく地元の人が通うパブなどでネイティブの友達を見つけるのもよい方法だと思った。しかし、英語しか話さないというのは留学初期の私にとってストレスが溜まることでもあったので、たまに日本人とカフェなどに行って日本語を話すこともリフレッシュになってまた頑張ろうと思えるいい機会だった。特に長期間滞在している人と話せば様々な情報を得ることもできる。
この留学は私の人生の中で一番良い経験になったと言っても過言ではないくらい楽しく、多くのことを学べた4か月だったと思う。特にホームシックになることもなく、ステイ先の問題も友達や先生が親身になって相談に乗ってくれたおかげで辛いと思う事もなかった。様々な国籍の人とお互いの国や相手の国の印象について話したり、旅行に出かけたりすることができて本当に良い経験になった。特に帰国の1か月前からは本当に帰りたくないと思うようになり、ほとんど毎日友達と出かけたり連絡をとったりしていた。それぞれの国に遊びに行く約束をしたり、日本に遊びに行きたいと言ってもらえたり、これからもずっと付き合っていきたいと思える人に出会えて本当によかった。
日本の留学エージェントを通すとお金がかかってしまうので自分で申し込もうと思いネットでSt. Gilesについて質問をした際、親身に答えて頂き、申し込みについての案内をしていただけたのでその方が安心だと思いそのままお願いすることにしました。
London - ロンドン
Bournemouth - ボーンマス
Oxford - オックスフォード
Brighton - ブライトン
Cambridge - ケンブリッジ
Norwich - ノリッジ
Canterbury - カンタベリー
Mansfield - マンスフィールド
Lewes - ルイス
Cheltenham - チェルトナム
Farnham - ファーナム
Wimbledon - ウィンブルドン
Chichester - チチェスター
Bath - バース
Exeter - エクセター
York - ヨーク
Liverpool - リバプール
Edinburgh - エディンバラ
Scotland - スコットランド
Galway - ゴールウェイ
Dublin - ダブリン
Tiverton - ティバートン