授業について

コースレベル	B2レベル（中級の上レベル）
クラスの人数	8人～14人（時期による）
クラスの日本人数	1人～2人（自分を含めて）
クラスメートの国籍	サウジアラビア、トルコ、フランス、ベルギー、ドイツ、メキシコ、台湾、タイ、ウクライナ、ブラジル等（週により変化あり）

授業内容のご感想

授業は午前2クラス（1クラス90分）、午後1クラス（75分）の3クラスです。
(金曜日は午前のみです。)
午前中はレベル別にクラス分けされ、テキストに沿って基本的なこと（grammar, pronunciation, writing, listening, vocabulary, etc.）を学びます。ほとんど毎日宿題があり、毎週月曜日には前週の復習テストがありました。
午後は実践的な授業で、レベルに関係なくクラス分けされます。私はSpeaking & Listeningのクラスに入りました。おそらく事前のアンケートをもとにクラスが決められるのだと思います。
午後の他のクラスは、「speaking & writing」「grammar」「vocabulary」「Business」「IELTS対策クラス」等です。午後のクラスはもし希望に沿わなければ他のクラスに変更することもできました。特に長く滞在している人は時々変更しているようでした。（午前はレベル別の為簡単には変更できません。）
生徒は高校卒業したばかり～大学生と20代が中心でした。30代以上の社会人は私の推測では2割～3割くらいだと思います。特に8，9月は夏休みの為若い方たちが多く、中には遊び気分で来ていると感じるような人もいました。そういう人たちは授業中も同じ国の人同士母国語でおしゃべりしたり、携帯をいじってばかりで授業に集中していなく、そのたびごと先生が注意するのですが授業が中断され迷惑に感じることもありました。

学校生活全般についてご感想をお聞かせ下さい。

先生方は個人差はありますが経験豊富な先生が多いと思います。ただ相性や指導方法が私にとって最適ではないと思う先生もいました。
学校はとても広々していて、広い庭もあり天気の良い日は庭で昼食を取りました。そのほか卓球場やイスラム教の人のためのモスクもありました。
食堂ではランチやスナック、ドリンクを購入することができますが、ランチは£7.50で日本円にして1500円くらいで高いと感じました。

金曜日の午後と土曜日には自由参加のスクールトリップがあり、金曜の午後はカフェツアーやパブツアー、パンティング、ケンブリッジ市内観光、ケンブリッジからバスで1時間くらいの別の街への観光等、土曜日はロンドンやオックスフォード、バース等への日帰り旅行が行われました。そのほか平日の放課後には映画鑑賞会やパンケーキ作り、ハロウィンのパンプキンカービングなどいろいろなアクティビティが行われています。土曜日の日帰り旅行を含めほとんどが無料で他の学生との絶好の交流機会なのでいろいろなアクティビティに参加しました。

日本人生徒は多い時で私を含め学校全体で5人（全員社会人）でした。でも全員違うクラスでしたし、ランチタイムなどは他国の生徒が多くいたので学校内で日本語を話すことは少なかったです。
ある週末日本人友人３人にドライブに誘われ４人でStratford Upon Avon という街に出かけました。ランチには私が作っていったおにぎりをみんなで食べたり、車の中では日本の音楽を聴いたりと久しぶりの日本語生活を満喫し気分転換できました。３人とも私の子供のような年ごろでしたが友達として接してくれたのは忘れられない思い出の一つです。

滞在について

寮のご滞在はどうでしたか？

2つの寮に滞在しました。

(1か所目　Sorrento)
SorrentoはBell 専用のレジデンスで学校から近く（徒歩でもバスでも20分程度)、朝食付きだったのはよかったです。また洗濯も無料でできました。
共有キッチンなので自分の好きな時間に料理できないことにストレスを感じることがありました。
また上の階、下の階の音が響いて（私は3階建ての建物の2階に滞在）気になることがありました。

（2か所目　Student Castle）
部屋にキッチンがついているので好きな時に料理ができました。
また建物も比較的新しく騒音はあまり感じませんでした。
但し洗濯は一回（洗い・乾燥）£5.8と高めでした。
また学校から遠く、早くて40分、渋滞等あると1時間以上かかるときもありました。
（遠いのが嫌で、滞在場所を変える人が何人もいました。）
滞在者はいろいろな学校に通う学生なので、Bell以外の学生とも交流できます。
私はなるべく自炊したかったのと、時々仕事もしなければならなかったので、こちらの寮のほうが良かったです。遠いのは苦になりませんでした。

ケンブリッジについて

ケンブリッジに来られる前、そして実際ご滞在されてのご感想をお願い致します。

学生の街というだけあってケンブリッジには様々な国籍の人がいるので自分が外国人であるということをあまり感じませんでした。でも街中で日本人を見かけることはほとんどありませんでした。街はそれほど大きくないですが、どの建物も歴史がありそうな建物で建物を見るだけでも価値があります。街の雰囲気も穏やかで市の中心部にはいくつか大きな公園があり、ゆっくり散歩したりお弁当をもっていって食事したり、なかなか日本ではできないことも味わえました。
物価は日本に比べて高く、特に食料品、飲食店の価格は日本の2～3倍くらいかと思います。
シティセンターにはアジアン食料品店もあり、値段は高いですが日本の基本的な調味料や食料品は揃います。



これから留学する人達へ

これからイギリスへ留学しようと考えている方々にアドバイスをお願いします。

もし語学留学を少しでも考えているなら絶対にするべきです。語学学校には様々な国籍の生徒がいるので、英語の勉強だけではなく彼らの文化を知る貴重な機会だと思います。私もニュース等で世界情勢や各国の文化について多少は知っているつもりでいましたが、それは本当に少しのことでしかありませんでした。実際にその国の人たちと知り合うと今まで全然知らなかったことがたくさんありました。時には日本人と他国の人との認識が違いすぎて戸惑うこともありましたがそこから文化や習慣の違いを知ることもできました。
もちろん語学留学は語学の上達が第一ですが、それ以上に学ぶことがたくさんあり視野が広がりました。

日本からイギリスに持ってくると便利なもの

自炊をするつもりなら「ごはん茶碗」、「箸」、インスタントラーメンやうどん用の「どんぶり又は大きめのお椀」。私はごはん茶碗とお味噌汁用のお椀、箸は100円ショップで購入して持っていたのですが、煮込みうどんを作ろうと思ったけどどんぶりがない！という事態に陥りました。結局安い「丼もどき」の物を購入しました。
フード付きの上着、コート等。雨が多いですが、日本のような雨ではなく、霧雨だったり、降ったりやんだりの弱い雨なので、傘をさすよりフード付きの洋服が便利です。

携帯電話はどうされましたか？

日本にいる間にgiffgaffのsimカードを購入し、ヒースロー空港に着いたらすぐに使えるようにしておきました。

お金の管理は、どうされましたか？

イギリスはカード社会なので現金はほとんど必要ありません。マーケット等では現金が喜ばれますが基本的にはカードがあれば大丈夫です。（タッチ決済スマホ決済ができればなお可）
最近はナンバーレスのカードが多いですが、バスのパスの購入等、時々カード番号の入力が必要になることがあるので、カード番号、有効期限等すぐわかるところにメモしておくと便利だと思います。
生活費で一番かかったのは食費でした。滞在先がホームステイであれば朝晩の食事は提供されますが、自炊だと朝も夜も外食するか材料を買って自炊するかになります。私の場合、1日の食費は平均すると3,500円程度でした。（朝・昼・夕食、スナック、飲み物等）
1か月の全体の生活費はバス代、ランドリー代、生活用品、観光費、外食費など諸々含め平均200,000円程度でした。

英会話はどうすれば伸びると思われますか？

やはり積極的に授業に参加し、授業以外でも友人や先生と積極的にコミュニケーションを取ることが必要だと思います。学校での友人は慣れてくると多少英語が間違っていても通じてしまうので、私はなるべく学校以外の人と話す機会も増やすようにしました。マーケットでお店の人にいろいろ質問したり、タクシーに乗ってタクシーの運転手さんとお話ししたり。タクシーの運転手さんは移民の方が多いので、英語の勉強方法等を聞いたりして参考にしました。学校の勉強も重要ですが、学校以外の実際の生活での実践も必要だと思います。

最後に、今回留学されたご感想、ご意見をお聞かせ下さい。

60歳近くになっての留学で、また、仕事も休んでの留学だったのでいろいろと不安がありましたが楽しく有意義に過ごせました。留学の目的も仕事や試験の為ではなく、単に英会話の上達ということだったので、若い学生さんたちとは違い気負うことなく楽しく授業を受けられたと思います。毎週生徒が入れ替わる状況の中で3か月間ずっと同じクラスで一緒に勉強できた友達がいたことも留学生活の支えになっていたと思います。
いろいろな国の友達ができたおかげで各国の文化や習慣について直に知ることができ、その国に興味を持つことができました。
3か月の間には友人たちと放課後にはカフェやパブに行ったり、週末にはロンドンを含めいろいろなところを観光したり、地元の方のお宅の夕食に誘われたりと数々の貴重な経験もできました。年の離れた友達ができたことも日本にいたら絶対にない経験の一つです。
家族を日本に残しての留学で3か月は少し長いのでは？と感じていましたが、英語の勉強という点でも、いろいろ体験するという点でも私にとって3か月はちょうどよい期間だったと思います。

ロンドン・スタディーサポートについて

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様々な会社のホームページを見ましたが、こちらの会社は親身になって相談に乗ってくれると感じて連絡したところ、その通り親身になって対応していただいたので信頼できると思いお願いしました。

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