N さん(22歳)ケンブリッジ
コースレベル | Standard English (B2=Upper intermediate=中級の上) |
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クラスの人数 | 8人 |
クラスの日本人数 | 自分を含めて2人 |
クラスメートの国籍 | ブラジル、日本、台湾、トルコ |
入学時に英語力を計るテストを受け、自分に合ったクラスに入ることが出来たので英語力にあまり自信はありませんでしたが授業について行くことが出来ました。また、英語力が上がれば自分で上のクラスに行きたいと申し出ることが出来ますし、毎週金曜のテストで自分の英語力を計ることが出来るのでその点は非常に良いと思います。
授業内は先生によって異なりますが、Speaking, Listening, Writing, Reading, の中でどれを集中してやりたいのかを聞いてもらえたり、自分が興味のあるトピックを授業で扱ってもらえたりして、自分でこれをやりたいと言えば結構汲み取って授業をしてもらえました。
しかし、正直に言えば先生によって授業の楽しさや扱う内容が変わってしまうことがあったのでその点は戸惑うこともありましたし、自分のモチベーションにも関わってくることもありました。
ときには1,2週間ごとに先生が変わることがあったり、固定の先生がついたりと先生の移動が多いかと思います。
しかし、様々な先生に教えてもらえるのでそれを含めて自分の英語力を上げる要因にもなったかと思いますし、もし、先生の授業が分かりづらいと思ったら先生に「もっとゆっくり話してほしい」とか、「もっと例を出してわかりやすく説明してほしい」などと学校に伝えやすい環境があったので自分の行動次第で改善できる部分もあると感じました。
(教師)
正直に言うと先生の質や、自分に合うかどうかは先生によって異なってしまうので断定することは出来ませんが、教えることが上手でわかりやすい先生も多くいます。
ただ、受け身になりすぎずに改善してほしいことがあったら自分で先生に相談しに行ったり、レセプションに相談したりすることが一番大切だと思います。ある程度は改善してもらえる環境があると感じました。
(クラスメート)
授業内で一緒にペア学習をしたり、チームで学んだりと交流は多くあります。1週間ごとにクラスメートが卒業して、新しい生徒が入学してきたりするので様々な国籍の人と一緒に学ぶことが出来ます。
(学校の設備)
最低限の設備は整っているのかな、という印象です。
あまり大きな学校ではないので、生徒数が多い時期は小さい部屋に多くの生徒が入っており窮屈に感じることもありました。また、生徒数が多くて部屋が足りなくなったときに、異なる校舎に行くことがあったのですが、その建物は古い建物のようで、床が傾いていたり、エアコンがなかったり、暗かったりとあまり整っていない印象でした。それでも、近くに美味しいジェラート屋があったり、キングス・カレッジがあったりと立地は良かったです。
(お勧め点)
お勧め点は3つあり、1つ目は日本人が非常に少ないことです。私は、日本人の数はあまり気にしていなかったのですが、初めて学校に行ったときに私以外に1人しか日本人がいなかったので驚きました。その後も数名の日本人にしか会わなく、ほとんど違う国籍の友人と一緒にいたので、日本人がいない環境で思いっきり英語に浸りたいという方には非常におすすめです。
2つ目は、学校の先生や学校内のスタッフが非常に親切で、困ったことが合ったら気軽に話しやすいということです。小規模の学校だからこそ、先生との距離が近く、授業内のことだけでない、生活や旅行などの相談についてものってくれたのでとてもありがたかったです。
3つ目は、立地です。シティセンターのすぐ近くに学校があるので、授業が終わった後に買い物に行ったり、ランチに行ったりすることがしやすく非常に便利だと思います。
ケンブリッジの歴史的な建物もすぐ近くにいっぱいあるので、散歩するだけでも結構楽しめます。
初日から2か月半まではVarsity Houseという寮に滞在していたのですが、最後の2週間だけMaster's Houseという違う寮に引越ししなければならなくなり、引越しするということをあまり詳しく知らされていなかったので戸惑いました。
Varsity Houseに滞在していたときは、近くに数多くのスーパーマーケットやショッピングモールがあったので買い物をすることにはまったく困らなかったです。徒歩5~10分程度で日々の生活に必要なものは手に入りました。部屋の大きさはあまり大きくなかったのですが、トイレとシャワールームが別で、部屋にあったのでその点は快適でした。キッチンと洗濯機、乾燥機は共有です。キッチンは5人程度で共有していたので自分が使ったものや汚した場所は自分できれいにすることが非常に大切です。ただ、中には自分で使った食器を洗わない人もいたので困る部分はありました。
洗濯機と乾燥機は、イギリスのものは日本のものより威力が強く、服が傷みやすかったり、色落ちがしたり、縮んだりしてしまうことがあるので、繊細な洋服やお気に入りの服ばかりを持っていくことはお勧めしません。洗濯ネットも必需品だと思います。
Master's Houseでは、Varsity Houseよりも広い部屋に住むことが出来たので良かったです。部屋の設備自体も特に大きな変化はなかったです。
ただ、キッチンを10人程度で共有しなければならなく、人によって使い方が違うのでVarsity Houseより汚れていた印象があります。
ケンブリッジに来る前は治安が良いということで滞在地として選んだのですが、実際その通りで非常に治安が良いと思います。スリなどにも警戒しすぎることもありませんでしたし、そういう事件が身の回りで起こったという話も聞かなかったです。夜はお勧めできませんが、日中は一人で行動しても問題ないと思います。
物価に関しては、ロンドンの次くらいに物価が高いと言われており、特に外食すると高くなります。一食2000円程度するので、自炊ができる人であればスーパーで食材を買って料理をすると少しは費用を抑えられると思います。
便利性としては、大きな街ではないので、徒歩圏内で欲しいものは手に入りますし、行きたいところにも行くことが出来ます。私が滞在している寮は徒歩20分程度でシティセンターに行けるので徒歩圏内で生活が出来ます。徒歩でなくてもバスを使用することも可能です。
また、ケンブリッジ駅からロンドンまで1時間ちょっとで行くことが出来るので、日帰りで遊びに行くことも出来ます。
ただ、お店が閉まる時間が早く、基本的に17:00~18:00で多くの店が閉まってしまいます。パブやレストラン、スーパーはもう少し長くまでやっていますが店の閉まる時間が日本と比べると早いです。特に日曜日は16:00~17:00には閉まってしまいます。
ケンブリッジは治安が良く、きれいな街並みを見ることが出来、生活するにも困らないほど便利な地域なので留学をする場所としては非常にお勧めです。ロンドンにも気軽に遊びに行けます。
日本人が少ない点でも英語にどっぷり浸れる良い場所だと思います。せっかく留学するなら、日本人が全くいない土地で英語力を伸ばしながら、日本ではできない経験をすることも非常に面白いのではないかなと思います。
私自身、知らない場所、日本語が通じない場所に行くことに対しては不安もありましたが、行ってしまえば何とかなると思うので、ぜひ留学をお勧めしたいです。
・半袖と長袖のシャツ、フード付きのジャケット
⇒滞在していたのは6月半ばから9月上旬の夏の期間ですが、日によって天気の移り変わりが激しく、暑かったり、寒かったり、雨が降ったりするので天候に合わせて調節しやすい服を持ってくると良いと思います。(特に洗濯に強い生地のものだとなおさら良いと思います)
・フリーズドライの味噌汁、お茶パック、インスタントラーメン、日本のお菓子
⇒日本食が恋しくなったときに簡単に食べられるもの、日本のお菓子はお土産としても好まれます。
・風邪薬、体温計、熱さまシートなど
⇒私が滞在していたときは天気の移り変わりが激しく、風邪をひきやすい天候が原因で私を含め多くの人が風邪をひいていたため。
・除菌シートやティッシュ
⇒イギリスでも買えるが、携帯できるものがあればちょっと手をふきたいときとか、汚れているところをきれいにしたいときに簡単に使えるので便利です。
・定期入れのようなカードケース
⇒基本的にカード決済なので、大きい財布よりカードケースにカードを入れておくと取り出しやすいです。私は、紐が伸びるタイプの定期入れをカードケースとして使用しており、カバンの中に括り付けて防犯対策をし、紐を伸ばして取り出すことが出来るので便利でした。
・何か好きなもの
⇒私の場合はお気に入りのワンピース、ルームフレグランス、イヤホンなど
正直留学生活は毎日が刺激的で楽しいというわけではないです。
初めはそうかもしれませんが、慣れない場所にいることにたまに落ち込むことがあるかもしれないので、その対処法として何か自分の好きなものを持っているといいのではないかなと思います。
元々SIMフリーの携帯電話を使用していたので、giffgaffというイギリスのSIMをTANKs Londonというサイトで出発する前に取り寄せ、イギリスに着いたときにSIMを入れ替えアクティベートしました。
私はクレジットカードを2枚、デビットカード兼キャッシュカードを1枚持っていきました。
メインのカードは、ソニーバンクのSony Bank WALLETというデビットカードとキャッシュカードが一体になったものです。渡英する前に10万円程度カードに入れておき、足りなくなりそうになったら親に追加でお金を入れてもらっていました。一度に多額を入れないようにして、もし盗まれても損失が少ないようにしていました。
デビットカードは即落ちなので、クレジットカードより使いすぎることを防ぐことが出来ると思います。また、このカードは他のクレジットカードでは手数料がかかるところを手数料0円で買い物をすることが出来ます。
クレジットカードは元々持っていたカードと新しくライフカードを作り持っていきました。ライフカードは学生用のもので、海外旅行損害保険が3か月間使用できるので作りました。
現金については、200ポンドほど持っていき、友人との割り勘で便利だったので多少は持っていくと良いと思います。
私の場合は、興味があると思ったことに挑戦することが英会話を伸ばす良い方法だったのではないかと思います。イギリスに行ったばかりのころは読むことは出来るが、会話したり、長時間英語を聞いたりすることが出来ない状態で、人に質問されてもその質問の意味が聞き取れなくて何度も聞き返していました。
しかし、その中でも同じクラスや同じ寮で仲良くなれる人を見つけ、初めはただ会話を聞くだけでしたが、相手の国の文化やその人の趣味などについて話しかけていくうちにだんだんと聞いているだけでなく、会話に参加できるようになりました。
授業でも最初は聞いているだけで精一杯でしたが、自分の意見を自ら言わないと授業に参加できないと思い、クラスメートに話しかけてみたり、先生に質問をしてみたりするとちょっとずつ話せるようになりましたし、ちょっと話せるようになると自信がつくので積極的に授業に参加できるようになりました。
他にも、様々な場所に旅行に行ったり、入ったことのないお店に入ってみたり、映画館に行ってみたりと自分が興味のあることに参加することで英語に接する機会が増えたので英語力向上にもつながったと思います。
3か月という短い期間でしたが留学をして良かったと思います。
英語力が伸びたということも一つの理由ですが、他にも自分に対して自信を持つことが出来ましたし、様々な国の友人を作ることが出来たので非常に良い経験になりました。
異なる国籍、年齢の人とコミュニケーションを取って、知らない土地で生活したことも面白かったですし、特に一緒に料理を作ってお互いの国の食べ物を共有することが出来たことは良い思い出です。今までは、日本で日本人と日本語でしかコミュニケーションを取っていなかったので留学をして自分の世界が広がりましたし、様々な人の考え方や文化の違いに触れることが出来てそれぞれの国の良い部分、日本の良い部分を認識することが出来ました。これらの理由から留学という経験を出来て本当に良かったと思います。
イギリス留学をした友人がおり、その方にどのように留学をしたのかを聞き、紹介されたのがロンドンスタディーサポートであったため。
London - ロンドン
Bournemouth - ボーンマス
Oxford - オックスフォード
Brighton - ブライトン
Cambridge - ケンブリッジ
Norwich - ノリッジ
Canterbury - カンタベリー
Mansfield - マンスフィールド
Lewes - ルイス
Cheltenham - チェルトナム
Farnham - ファーナム
Wimbledon - ウィンブルドン
Chichester - チチェスター
Bath - バース
Exeter - エクセター
York - ヨーク
Liverpool - リバプール
Edinburgh - エディンバラ
Scotland - スコットランド
Galway - ゴールウェイ
Dublin - ダブリン
Tiverton - ティバートン