A さん(20歳)カンタベリー
コースレベル | Intermediate(中級レベル)、Upper-Intermediate(中級の上レベル) |
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クラスの人数 | Intermediate(中級レベル):7~8人程(多い時は10人、少ない時は4人) Upper-Intermediate(中級の上レベル):6人 |
クラスの日本人数 | 2人(自分含め) |
クラスメートの国籍 | 韓国人、中国人、台湾人、トルコ人、イタリア人、サウジアラビア人、ロシア人、リトアニア人、ドイツ人など |
私が受講したコースは午前中のクラスが月~金、午後のクラスが月~木といったスケジュールでした。
午前中は主に文法や発音矯正、教科書や新聞記事を使ってのリーディングに特化された授業でした。90分ずつの授業が二コマあり、それぞれ先生が異なっています。
トピックは週ごとに変わり、犯罪、環境問題、スポーツやテクノロジー、イギリスのジョークなど幅広い分野の勉強をしました。先生によって、ディスカッションを重要視したり、イディオムや語彙、英語表現を中心に教えてくれたり、それぞれ違ったことが学べたのが面白かったです。
クラスメイトの国籍はバラバラで、授業は賑やかでした。ニュースの授業の一環で皆でそれぞれ分担を分けBBCニュースのような一つの動画を作成したときがとても思い出に残っています。
先生の話を聞く、というよりは自らで参加する形でした。はじめは慣れず発言ができなかったのですが、時間がたつにつれて少しずつ思ったことを発言することができるようになりクラスに馴染めることができたのが嬉しかったです。
午後の授業は午前と異なり会話中心の授業でした。
先生が出すトピックに合わせ、クラスメイトと話し合ったり、ペアワークで問題を解き合いました。話すことが中心でしたが、先生が細かく文法をチェックしてくれ、都度なおしてくれたのがとても有難かったです。
午前中とは異なり、クラスメイトのレベルがばらばらだったので違うレベルの子に分からないところを教えてもらったり、逆に教えたりするのは自分の英語を高めるのにとても良い機会でした。
私は特別、試験対策の授業は受講しませんでしたが、授業は身になるものばかりでとても満足です。
教師の質は、それぞれ先生によって様々ですが平均的にとても良いと感じました。
夏頃はかなりの頻度で毎週先生が変わり、全く違った教え方で英語を教わることができ刺激的でした。授業も読みから話すまでといった4技能をバランスよく考えられている授業でした。
学校自体はアットホームな雰囲気でした。
アクティビティはそれほど多いというわけではありませんでしたが、先生とクラスメイトでパブへ行ったり小旅行がありました。私は小旅行にはあまり参加はしませんでしたが、一度だけリーズ城へアクティビティを通して行きました。
ガイドや交通機関までしっかり用意されていたので普段の旅行とはまた違っていて面白かったです。普段クラスが違って関わったことのなかった友達とも話すことができる良い機会だと感じました。
ランチタイムや休憩時間はクラスメイトと一緒に過ごしました。コモンルームというフリースペースがあったのでそこに行くと必ず誰かがいるのでお喋りをしたり一緒に過ごしたりしました。
心の温かい素敵なファミリーでした。今まで日本人を受け入れていた経験もあり、文化の違いには理解がある方々で何不自由なくなくとても快適に過ごさせていただきました。
ホストマザー・ホストファザー・グランドマザー共に料理がとても上手だったので毎日美味しいご飯を沢山作ってくれました。
特別なルールもなく、夜出歩くことに対しては、女性ということもあり十分気を付けるようにという注意はありましたが寛大でした。
ホストメイトは私一人だったので家族のイベントに一緒に参加させてくれたり、家族の一員のように扱ってくれたのが何よりも嬉しかったです。ご飯の時や空いている時間に今日会ったことを話し合ったり、分からないことを聞くと丁寧に教えてくれました。
子供たちが3人いたので一緒にゲームをしたり、お喋りをしたり楽しい時間を過ごしたのも思い出です。私はとってもラッキーだったと思います。私も将来あんな風になりたい、と思うような優しく強い考えを持った人たちでした。
カンタベリーは必要なものがぎゅっと小さくまとまったような街です。
世界遺産であるカンタベリー大聖堂をはじめ他にも二つの世界遺産があります。
街並みは美しく、歴史のある古い建築物ばかりで自然も多かったです。
20分ほど歩くと放牧されている馬や羊に会えたりします。それでいてレストランやカフェも多く、大道芸なども盛んで娯楽は十分にあります。
観光客がとても多く休日などは人で溢れかえっていました。
また、街の7割が学生で占めているらしく、歴史を大事にしつつも若者の街といった印象です。
夜に出歩いても特別危険な経験もなく、危ない人を見かける時もあまりなかったので、治安は良いと思います。ですが、一人で暗い道などを出歩くときはスマホのライトを付けたり、海外にいることを忘れずしっかり注意が必要でした。
留学はお金の掛かることなので、大学生の方は親御さんとじっくり話し合いお互いの了承が必要だと思います。
また周りに留学経験のある先輩がいればお話を聞いてみたり、先生など周りの大人の方々に相談してみるのも自分の目的を固めるのにいい機会だと思います。
情報があればあるほど、留学へ行ったときの充実度は変わる気がしました。現地へ行ってしまえば、チャンスはごろごろと転がっています。
語学学校での勉強だけでなくコミュニティに参加をしてみたり、図書館へ行ったり、お友達と放課後を過ごしたり自分の好きなように時間の使い方ができるのが留学だと思います。
興味のあることは挑戦してみるといいかもしれません。私がアドバイスできることはあまりないですが、日本と同様にイギリスでもマナーがなっていることはとても重要なことに感じました。
イギリスでも日本人のマナーの大切さ忘れずにいると、困らずに過ごせると思います。
時期にもよると思いますが、カイロとヒートテックです。
サマータイムが終わってた頃から一気に冷え込み、日本とは違った寒さに慣れずにいたので持ってきたカイロとヒートテックはとても重宝しました。
カイロはイギリスでは見かけることがなく、友達にあげたところまるで奇妙なものを見るような反応をされたのであまり普及されてないのかもしれません。
後、シャープペンシルとシャー芯は余分に持って行った方がいいと思います。
クラスメイトは鉛筆を使っている人がほとんどで、シャープペンシルを知らない友達もいました。
イギリスにも本屋さんなどでシャープペンシルは売られているのですが、以前芯が切れたときに買いに行ったら日本の2~3倍ほどの値段で売られていました。
すごくショックだったのでぜひ持っていくことをお勧めします。又、もしものためにスキミング防止カードを持っておくと気持ちの面では安心でした。
GiffgaffというイギリスのSIMカードを渡英前に郵送してもらい、そちらを使いました。
料金も安く、一番安いプランで6ポンドからというものがあります。
プリペイド式で足りなくなったらその都度チャージが可能なので便利でした。私は8ポンドのプランで一か月やりくりしていましたが、データを使い切ることはなかったです。ですが、街の中心などに行くとたまにネットワークが繋がりにくい時があり、途中で電話が切れてしまうときもありました。携帯代を安くしたい方はお勧めです。
私はクレジットカード、デビットカード、少々の現金を日本から持っていきました。
普段はデビットカードでお会計をしていました。ですが、マーケットでの買い物や友達とご飯に行った際お店によってカードでの支払いに上限があるお店があり、割り勘をしなければならない時は現金は必須でした。
私は日本の空港で少しポンド札を両替していきましたが、現地のATMや銀行の方がレートは良いのでそちらでの両替をお勧めします。
カンタベリーでは至るところにATMがあったり、M&Sでも現金の両替ができるので心配はなかったです。カードで生活全般の会計はまかなうことができましたが、必要最低限に現金は持っていて損はないと思います。
話すことだと思います。ですが特に、自分の英会話が少しでも伸びたと感じたのはネイティブの人たちとのコミュニケーションでした。
ホストファミリーをはじめ、先生、現地の友達は自分の間違った英語を指摘してくれるのでとても有難かったです。学校の友達とも何気ないお喋りだったり今日習ったことを使ってみたりすると自分の使える英会話の幅がどんどん広がっていくと思います。
せっかく英語の環境にいるので、現地の人たちとのコミュニケーションのチャンスは逃さないように意識することが大事かなと思います。少しくらい失敗をしても気にしない気持ちも英会話の伸びには関係しているのかなと思います。
勉強、異なる文化間での生活、毎日がとても刺激的で充実した四か月間でした。
私は、今回英語を学ぶだけでなく国籍の違ったお友達をつくること、異なる文化を知ることも留学の目的でした。
日本では経験することのできなかった数々の貴重な体験を色々な人のおかげですることができました。その中で文化や考え方の違いを感じたり、知らないことばかりな自分に様々なことを教えてくれる周りの人たち全部含め行ってよかったと心から思っています。
人と人が繋がるのに英語力の有無は正直あまり関係ないんだと留学へ行き、強く感じました。
大事なのは自分の伝えたい気持ちだったり理解したい気持ちだと思います。ですが、自分の英語力があればもっと正確に自分の気持ちを伝えられるのに、もっと深い話ができるのにと悔しい思いもありました。帰ってきた今は、英語を勉強するだけでなくもっと英語を通して様々なことを知りたいと思う気持ちでいっぱいです。この気持ちを忘れずにこれからも色んなことを挑戦していければいいなと思います。また、イギリスで出会うことができた大好きな人たちとはこれからもずっと繋がりを持ち続けていきたいです。来年はお金を貯めてお友達に会いに行くことが目標です。
休むこと知らずの四か月間で最後は体を少し壊してしまったのですが、それくらい追い込んだ生活ができるのも留学の醍醐味だと今では良い思い出です。
現地にオフィスがあるということで何か困ったときに心強いと思った点と、いつも迅速に丁寧に連絡をしてくれたところです。留学について無知だった自分が1聞くと10教えてくれとっても親身に相談に乗っていただき助かりました。メールではどれだけお世話になったか図りしきれません。
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York - ヨーク
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Tiverton - ティバートン