Tさんは、2つの学校に留学しました。もう1つの留学先「International House London」の体験談も掲載しております。

授業について

コースレベル	A2クラス(初級上レベル)と、B1クラス(中級レベル)
クラスの人数	A2クラス：5～8人ほど(毎週変わります。) B1クラス：11～12人ほど(ほぼ固定でした)
クラスの年齢（私以外）	A2クラス： 　1週目/高校生2人、多分学生2人、社会人3人(うち2人が子持ちで多分30代以上) 　2週目/高校生3人、27歳、29歳、40代以上1人 B1クラス： 　20代1人、年齢不明ですが40代以上ぽい女性1人、あとは全員高校生
クラスメートの国籍	A2クラス： 　1週目/コロンビア2人、中国1人、不明2人、日本2人(高校生) 　2週目/コロンビア1人、イタリア1人(高校生)、中国2人、日本2人(高校生) B1クラス：全員日本人 　ちなみにIntermediate（中級）クラスがもう一つありましたが、そこも全員日本人でした。 　もう一つ上のB2（中級の上）やC１（上級）になってくると日本人は減るようです。

社会人の方にお勧めできますか？

グローバルな交流が目的でしたら、夏の間は日本人が多すぎるのでお勧めし難いです。
夏の間は、日本人高校生が沢山いても平気な方ならお勧めできます。

社会人はいましたか？

私のクラスとは別のクラスにも社会人の方(日本人)が何名かいらっしゃいました。
その方たちが昼休みに空いた教室でお昼ご飯を食べていたので、声をかけて混ぜてもらってました。(ロビーは高校生だらけなので)
そこには日本の大学生も2名いました。日本語で基本的にしゃべっていたのですが、一人だけコロンビアの女性がいたので、その方にも分かるように皆でときどき英語で通訳していました。
総勢で7～8名ほどでお昼を過ごしました。全員に年齢を聞いたわけではないので予測ではありますが、内訳としては大学生2名、20代後半2名、多分30代1名、多分40～50代2名、私(30代)1名でした。

授業の進め方

A2 クラス(初級上レベル)とB1クラス(中級レベル)に所属しておりましたが、どちらのクラスも添付の教科書に沿って授業を進める形でした。
各トピックの英文を生徒が読み、先生にあてられた人が問題に答えるので、日本の授業の進め方にわりと近いと思います。
2人一組で英語で会話する練習や、クロスワードパズルを解く授業もありました。
インリンガは、文法などをキッチリ教えてくれて、先生にあてられて答える方式なので、日本人に向いていると思いました。

他の語学学校にも行ったのですが、その学校では、自由に発言する方式が多かったので積極性が無いとあまり発言出来ない感じで、教科書に沿って授業するよりも、各先生の用意したオリジナルの授業が多いと感じました。
（授業での例)
・先生が用意した写真を見てその写真の人物がどのような状況かを3人1組で話合い、紙に書く。
・色々な国の生徒がいるので、自分の国の「祭り」についてみんなの前で説明する。
・自分の家について説明する。
・絵を見て、それがどのような場面であるかを他の人に説明して絵を描いてもらう。

最初に行った学校は、積極的に発言しないと授業に置いて行かれる印象です。とくに30＋コースは、フリートークも多かったので、ある程度の英語力が必要だなと感じました。
ここで言う英語力は、「正しい文法で話すよりも、とにかく話してみる」という英語力で、現に他の外国人の方もよく喋るけど文法はわりと間違っている感じでした。また、インリンガは(先生にもよりますが)A2（初級上レベル）クラス、B1クラス（中級）は宿題がよく出ました。
B2（中級の上レベル）クラスの友人が、B2は宿題が無かったと言っていたので本当に先生によります。

A2クラス（初級上レベル）の授業内容/雰囲気

添付の教科書に沿って先述のように、文章をあてられた順に読んだり問題を解いたりしました。
ドラマのような映像を見て、映像の内容に関する問題に答えたりしました。
クロスワードパズルや、旅行の計画を2人一組で話す授業もありました。
宿題も金曜日以外はありました。先生はとても優しい女性でした。
私が入学したときは教科書のわりと前半の内容をしていたので、やや簡単に思いました。
1週目は問題なかったのですが、2週目からこのクラスやり辛いなと思い始めました。
理由はいろいろありますが、主に授業の進行を妨げる(先生にずっと話しかける)子がいて中々進まなかったこと、先生が指名して問題に生徒が答える場面で、指名されていない人がワーワー答えを口々にいうのでやり辛かったこと（日本人はそんなことしませんがほかの国籍の人は全員勝手に答えを言う）、2人一組で話し合うときに(かなり烏滸がましい言い方にはなりますが)相手の英語力が低く、発言を待ったり、フォローしなければならない場面が多かったこと、などです。
先生に相談し、「もしかしたら少し難しいかもしれないけれど、やっていけなさそうだったらA2に戻ってきて大丈夫だからね！」と前置きされた上で、B1クラスに行くことになりました。

B1クラス（中級レベル）の授業内容/雰囲気

A2（初級上レベル）の時とは逆にものすごく静かでびっくりしました。質問すらし辛い雰囲気でした。
授業はA2の時と同じく教科書に沿って進める形でした。先生に助言いただいた通り、少し難しく、知らない単語が頻繁にでてきました。
また、クラスメイトのレベルも高かったため、2人一組で会話をするときに、今度は自分がフォローしてもらったり、小テストで周りと比べてかなり低い点数をとって落ち込んだりしました。このままではいけないと思い、あらかじめ単語を調べておくなど、予習をするようになりました。
最初は高校生の中で授業を受けるのは少し恥ずかしかったのですが、彼女ら(彼ら)はとても真剣で、「海外のテレビを見てわからない単語をメモしている」と話している子もいて こんなに若い子が頑張っているんだから私も頑張らないといけないな、と刺激を受けました。
先生は1週目と2週目で違う方だったのですが、どちらの先生も明るく楽しかったです。
クラスのレベルが上がったことで、私も前以上に真剣に勉強するようになったので、結果的にはクラスを変えて良かったなと感じました。

インリンガ（inlingua Cheltenham）の総評

個人的にはとても良かったです。
まず立地が最高です。チェルトナムはコッツウォルズにもアクセスしやすいので、午前中は授業を受けて、午後はコッツウォルズで散策したり、街の図書館やショッピングに行きました。
また、テスコやM＆Sなどのスーパー、Bootsなどの薬局、プライマークなど、生活に必要な店は一通り学校の近くにありますし、カフェやファーストフード店などもたくさんあります。
授業に関しても、先生はみんな丁寧で、説明などが分かりやすかったです。
学校主催のアクティビティもあります。(集まりはあまり良くなかったようですが...)
一番評価が分かれるのは日本人が多すぎるところです。
私は日本人が多少いたほうが安心できるので、学校を決める際にあまり日本人比率は気にしていませんでしたが、2クラス全員日本人というのは、ちょっとびっくりしました。
おそらく夏休み期間だけだと思いますし、B1（中級）というレベルに日本人が集中しやすいのだと思います。ただ、多国籍のクラスを経験して思うのは、日本人が多いほうが授業に集中できて少しわからないと日本語で聞けるから良いなと思いました。また、ものすごく個人的な話になりますが、前職が小中高生向けの文具や雑貨をつくるメーカーだったのでユーザーである高校生とたくさんお話をして、流行のこと等を聞けて楽しかったです。

滞在について

ホストファミリーへのご滞在はどうでしたか？

ホストファミリーは、とても親切で、部屋も専用バスルーム付きのタイプを予約していたので、ホテルのように綺麗です。ご飯も毎日美味しいです。

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