T さん(33歳・社会人)ルイス
クラスの人数 | 4~15人(授業によって異なる) |
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クラスの日本人数 | 平均2人 |
クラスメートの国籍 | 8割がヨーロッパ(主にスペイン、フランス) |
対面授業とオンライン授業では、内容が大きく変わるわけではありませんでしたが、それぞれメリット、デメリットがあると感じました。
■対面授業のメリット
・プレゼンテーションの練習では、英語力だけでなく、振る舞いやボディランゲイジなどの練習ができたり、オーディエンスとの対話もできたりし、総合的なプレゼンテーションスキルの向上ができました。
・生徒同士の自由な会話がしやすく、コミュニケーション能力の向上が図れます。
■対面授業のデメリット
・学期の途中からマスクの着用が義務づけられたため、特にアクセントが強い留学生同士での会話は、聞き取るのに苦労することもありました。
■オンライン授業のメリット
・オンライン授業は自由な発言をしにくいという面があり、デメリットにもなりうるが、自由に発言するヨーロッパの生徒を先生がコントロールしやすそうでした。
個人的には対面授業でも臆せず発言できるので問題ありませんでしたが、一般的にアジア人、特に日本人はヨーロッパ人に比べ発言回数が少ないですが、オンライン授業だと発言しやすそうでした。
■オンライン授業のデメリット
・通信環境の悪い生徒やカメラ機能をoffにしている生徒がいるので、コミュニケーションがとりにくい。
・教材が電子データで送られてくる場合のリーディングの授業は、タブレットなどがないと授業が受けにくい。
この学校は全体的に先生の質が高く、特にAdvanced levelのクラスは経験豊富な先生が教えてくださったため、授業内容にはとても満足しました。
語彙も体系立てて教えて下さいました。Advanced levelになると文法はある程度理解していたつもりでしたが、毎回毎回新しい発見を提供してくれたので、毎回授業が楽しみでした。
さらに、何が良かったのかは分からないのですが、この学校に来てからリスニング力がかなり伸びたと感じています。
また、9~12月までは希望していた選択科目であるビジネス英語が開講されなかったのですが、授業の中で先生がビジネス英語も含めて教えてくださり、フォーマルとインフォーマルの英語をバランス良く教えてくださったことは、今後ビジネスの場でもあっても、日常のコミュニケーションの場であっても対応できるという自信につながりました。
残念だったのは、コロナ禍だったため生徒数が少なく、下のクラスと合同になる場合があり、その場合は授業内容が簡単でした。また、残念だったということではありませんが、同様の理由でAレベルコースの留学生と授業が合同にあることもあり、そのため、彼らの時間割に合わせるため、時間割が曜日ごとにバラバラでした。
クラスメートはほとんどが10代もしくは20代前半で若く、私とは年齢差もあったため、自由時間にずっと一緒に過ごすということはあまりしませんでしたが、それでも授業中や生活の中で積極的にコミュニケーションを取っていたので、ちょうど良い距離感を保ちながら交流できたと思います。
なお、コロナ禍だったため、カレッジの施設はほとんど利用しておらず、アクティビティも参加していません。
一般的に、公立カレッジや大学付属の英語コースだと、フォーマルな英語を中心に教わることも多いため、ネイティブが日常で話す英語が聞き取れないなどの問題を感じていました。この学校は前述したようにフォーマルとインフォーマルの英語をバランス良く教えてくださったため、いろんな場面で対応ができるような英語力をつけてくださったので、この公立カレッジ付属英語コースは
お勧めだと思います。
■良かった点
・いろいろな国の人と交流できる。
・Sussex大学の人も住んでいるので人脈を広げられる。
・夜はガードマンの人がいるし、他の生徒もいるため、困ったときに助けてもらえる。
・(コロナ禍という特別な事情のためかもしれないが、)授業と授業の空き時間が長い日もあるため、寮に戻って休むことができる。
■困った点
・設備が古いため、あまりきれいな印象はない。
・シャワーが固定なため、髪の長いアジア系の女性は不便に感じ、引っ越す人もいました。
私個人は最低限の生活はできるため、コロナ禍ということもあり引っ越しはしませんでした。
・寮の問題なのか、イギリスの気候なのかは分からないが、とにかく乾燥するため、私を含め、特にアジア人は乾燥対策に苦労していました。
・いろいろな文化の人と暮らすため、日本の常識、マナー、ルールが通用しないので、ストレスに感じる人もいるかもしれません。例えば大音量で音楽を流す、キッチンがきれいではない等。
ルイスは治安が良い場所ですが、長期滞在の場合は、少し飽きてくるという話も聞いていたのですが、実際にそのように感じました。
比較的ご年配の方が多く、のんびりとした治安の良い小さな古い町です。
特にコロナ禍で、アジア人差別を心配していましたが、実際には町の人がすごく優しく親切だったので、コロナ禍でなかったら、もっとコミュニケーションを取りたかったです。
また町にはあまり遊べるようなところはありませんが、ブライトンまで15分、ロンドンまで約1時間でアクセスできるため、コロナ禍でなければ、そうした大都市へ遊びに行けるため留学するのにとても良い場所だと思います。
町の真ん中にはウエイトローズ(スーパー)があり、学校から20分ほど歩いたところにはテスコやアルディ(スーパー)もあるため、普段の生活のための買い物には困りませんでした。
社会人の語学留学は意味があるのかとためらう人も多いと聞きますが、語学留学であってもその人次第では、単なる語学力向上だけではなく、文化、政治、経済、社会問題などを、一度社会に出た社会人だからこその視点を持って学べるので、より意味のある留学生活ができると思います。
また、単に英語ができれば外国人とコミュニケーションが取れるというわけではなく、深いコミュニケーションをとろうと思うと、会話のテンポや会話するときの姿勢など様々なスキルが必要だと感じました。そういったスキルを身に着けるのはやはり現地で外国人に囲まれて生活するのが一番だと思うので、ぜひ留学をおすすめします。
2020年はコロナで留学を諦めた人が多い中、留学することができたこと自体に感謝しています。
この学校は、ロックダウウン後すぐにオンライン授業を提供してくれ、対面授業再開までもきっちりとしたカリキュラムで勉強することができました。このようなしっかりとした学校をオススメいただいたロンドンスタディーサポートさんに感謝しています。
年末年始には体調を崩し、大変なこともありましたが、ロンドンスタディーサポートさん、NHS、学校、友人、友人のホステファミリーやその知り合いの地元の方々など、たくさんの方々に助けていただきました。
また、そうした緊急事態にも英語で対応できたことで、自分の成長を感じました。
イギリスはコロナ関連の病院での治療は、外国人であっても、短期滞在者であってもNHSが無料で治療を提供してくれる制度になっているようで、大変感謝しています。
たくさんの方々にご迷惑をかけたり、助けていただいたりしたので、いつか何らかの形でイギリスに恩返しができたらいいなと思っています。
*NHS:National Health Service (イギリス政府国営の医療サービス)
2019年に語学留学した際にも1度お世話になり、問い合わせ後の対応も早く、確実にお手続きを進めてくださった経験から、信頼していたので、再度お願いすることにしました。
London - ロンドン
Bournemouth - ボーンマス
Oxford - オックスフォード
Brighton - ブライトン
Cambridge - ケンブリッジ
Norwich - ノリッジ
Canterbury - カンタベリー
Mansfield - マンスフィールド
Lewes - ルイス
Cheltenham - チェルトナム
Farnham - ファーナム
Wimbledon - ウィンブルドン
Chichester - チチェスター
Bath - バース
Exeter - エクセター
York - ヨーク
Liverpool - リバプール
Edinburgh - エディンバラ
Scotland - スコットランド
Galway - ゴールウェイ
Dublin - ダブリン
Tiverton - ティバートン