M さん(70歳・社会人)ウィンブルドン
コースレベル | upper intermediate=中級の上レベル |
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クラスの人数 | general(一般英語)では16人まで、lifestyle(30歳以上のコース)は8人までとなっている |
クラスの日本人数 | 時期によりまちまち。最大3人。 |
クラスメートの国籍 | 韓国、中国、イタリア、フランス、スイス、ポーランド、タイ、サウジアラビア、シリア、ブラジル、イラク、アンゴラ・・・・・。 |
■その1:
ネットで同様の話を読んでいたのですが、最初のテストで良い成績を取ってしまい「upper intermediate=中級の上レベル」というコースに入れられてしまいました。
ところが授業は聞くことができないと何もわかりません。
特に同級生の英語はみんな癖(お国訛りの英語アクセント)があり、彼らが「正解」を言っても聞き取れず、困りました。ヒアリング練習をしていったつもりですが、全く役に立ちませんでした。
■その2:
General(一般英語)コースは基本的に何らかのexamを受ける学生用になっていて、先生によってはかなりの量の宿題を出します。
また毎週金曜日にテストがあるので、頑張らなくちゃいけませんが、真面目にやりすぎると「日々のアクティビティ=学校行事」ができなくなってしまいました。
その点、lifestyle(30歳以上の社会人コース) では学生の要望に応じた授業になるし、テストもなく宿題もあまりないので楽でした。
ただ、折々の学生によっては、ちょっとした楽しみ程度に来ている人もいて、レベルがまちまち、自分から「これをしたい」と要求しないと、勉強にならないと感じることもままありました。
■その3:
放課後は学生センターが解放されるので、そこで勉強に集中できるし、先生が一人いて色んな質問に答えてくれるので助かりました。また、パソコンが自由に使えるので、自分のしたい勉強ができます。
■その4:
一番大切なのは、留学目的をしっかり持つことと、留学の期間で何を得ようとするか、考えておくことだと思います。
みんな、そのように思っているかと思いますが、もっと細やかに分析しておいたほうがいいです。つまり、同じ目的でも居ることができる期間によって、コースを変えたほうがいいと思うからです。学校ではそのような細やかな対応はしてくれません。基本的には「若い子たちをプッシュして頑張らせて、大学に入れたり、試験に良い成績を取らせる」ためにカリキュラムが組まれていると思います。
例えば1〜2週間くらいなら、人との交流中心にすることをお勧めします。
宿題やテストより、同級生などと一緒にいろんなアクティビティをして、英語に浸ることをお勧めしたいです。
私の場合は4ヶ月ほどgeneralで 学生のように頑張って、最終「advance」に勧められた時に断りました。プッシュプッシュで上に上に生かされるより、習ったことをきちんと身につけたかったからです。コースを下げたいという要望は基本的には喜ばれません。
頑張って先に進まない・・・と言わないといけませんが、自分のために主張することが大切だと思います。
■その5:
Lifestyle(30歳以上の社会人コース)は深く掘り下げたい時、仮定法など混乱しやすいものをじっくりやりたい時、習ってきたことをトータルにおさらいしたい時など、とても良いのですが、こちらから要求しないと授業が楽な方に流れてしまいます。
目的を持って、要求できるようにしたほうがいいです。
■その6:
授業以上に大切なのは人との交流です。日頃日本では話し合わないようなことも質問されたりして、とてもいい訓練になると思います。少し、日本について話せるようにしておいたら、会話が弾みます。
■教師の質:
元からいる教師は基本的にいいと思います。ただ、夏の6月から8月の団体が来る時の臨時雇いは質にばらつきが出ます。
■交流:
レセプションの人がめちゃくちゃ頑張っていろんなアクティビティをしてくれます。
積極的に参加して、クラスメート以外の人とも話すチャンスを作ったらいいと思います。
また、クラスメートと一緒にお昼を食べるなどして、交流し一緒にあちこちに行くと さらに楽しくなり、また、英語も伸びると思います。
■学校設備:
夏の混み混みの時期には あちこちの外の施設を借りているので、あまりよくないと感じる事もありました。でも、混みあっていない時期は、この学校はコンパクトなところがとてもいいと思います。学校の庭のガーデンも気持ちいいし、カンティーン(学食)の人たちも受付の人たちもとても温かく優しいですし、学生センターは、集中して勉強できます。
■アクティビティ:
とっても多彩です。色々なスポーツ、パーティ、楽しいイベント、ロンドンやオクスフォードなどへのツアーなど、毎日2〜3のアクティビティがあります。ミュージカルやツアーは安いです。
■オススメの点:
学校が、大きすぎ、小さすぎず、コンパクトなところがとてもいいです。
いつも学校の食堂などで顔を合わせて挨拶しているうちにいろんな人と仲良くなれます。
クラスメートだけじゃなく、他の人たちとも仲良くなれ、家にも招いてもらいました。
私のところでは、全く食事を一緒に摂ってくれず、私には冷凍食品、自分たちはちゃんと作ったもので、一度も変わることがありませんでした。
なので、交流が難しく、英語が伸びないと感じました。一方で、毎日きちんと作ってくれるところ、学校まで送り届けてくれるところなどもあったようです。
また、ホストファミリーが合わないと思ったら、自分で積極的に変えられた方がいいです。
我慢しても何も伝わりません。
LSSのHarukoさんに勧められてここにきて、本当に良かったです。
素晴らしいロケーションだと思います。超おすすめです。
まず、治安がいい。不安になることがありませんでした。
観劇などの帰り、夜遅くなってもそれほど恐ろしくはありませんでした。(基本的にバスなども夜遅くまで通っています)
また、街がゆったりしていて、人の雰囲気も穏やかです。目があうと微笑んでくれたり、挨拶をしてくれたり、バス停では色々声をかけてもらいました。人がおっとり優しいと感じました。
ただ、物価は高いかもしれません。英国の他と比べていないのでわかりませんが、食べるものは日本よりかなり高いです。お昼も1500円くらいを覚悟しないといけません。なのでスーパーで買ってきてみんなで食べました。
パブは安いめだし、お茶だけでも使えるし、お食事にも利用できるところが多いので助かりました。
町歩きで疲れて休みたいときや、トイレを使いたい時も、パブなら安心して使えました。
ちなみに、駅やカフェにトイレがないこともありました。要注意です。
私は英国で70歳になりました。私の歳で留学は正直大変です。
目も耳も衰えてきているので、体に過酷でした。
放課後もずっと勉強していて 目を悪くしてしまいました。そんな体験も踏まえて私の考えを書きておきます。
*目的を明確にもつこと。
イギリスに行ったら英語が上手くなる・・・・ということはありません。
頑張らないといけませんが、それが何のためなのかをはっきりさせないと効率が悪いです。スピーキングやヒアリングなどいわゆる英語の勉強中心なのか、文化を学びたいのか、生活したいのか。
どちらにしても長期でないと目立った成果を感じるのは難しいです。落ち着いて、生活を楽しみながら勉強なさることをお勧めします。
*目的を達成するために、自己主張すること。
合わないと思ったら学生課に掛け合ったほうがいいですし、それでもなかなか取り合ってもらえないので頑張って主張しないといけません。
私は次々進めないといけない授業がきつくなり、途中で個人授業を受けました。説明の上手な先生にいつなら空いているかを聞き、学生課に頼んで個人授業を受けました。
でもめちゃくちゃ高いです!!その分、私には有益で、混乱しかけていたものが整理されました。
*遠慮せず、前の真ん中の席を陣取って、目と耳を守ること。
後でこたえます。
*宿題やテストの結果を重視せず、出来るだけみんなの中に入り込んで一緒にいろんなことを試してみること。
日本人の50代、60代の方々もお見受けしましたが、「いつも一人」で気になりました。これから受験というのではないので、アクティビティに積極的に参加なさいますようにお勧めします。
イギリス人たちは、外国人だからってゆっくり話してくれることはありません。何度聞いても同じように話してくるだけです。先生は大丈夫ですが、学生課の人たちですら同じです。
ビビらないように!
基本的にはなんでも買えますから、心配ありません。
化粧品・いざという時のための薬は自分に合うものが是非必要です。またここでは野菜が少なくて困りました。途中で、私は効果を感じている「アリナミン」を送ってもらいました。
それ以外には。
*100均で買った洗濯物を干すピンチが10個くらいついた小さなもの。下着など手洗いした時に早く乾きます。(これも探せば買えると思いますが)
*絶対にこれじゃないと嫌というものは複数持っていくこと。私はシャープペンシルと乳液。
*日傘にも使える傘、ウインドブレーカー
*バッグに忍ばせておけるエコバッグ(こちらではスーパーもレジバッグは有料です)
*1日で気温が10度以下から20度以上に変わることもありました。調節可能な簡単な羽織物や、下に来ておけるタンクトップなど。
GiffgaffでSIMカードを買って持って行きました。
旅行でベルギーに行った時も、今フランスですが、勝手に切り替わるので助かります!
私はキャッシュパスポートを使っています。
どこでも使えて便利ですが、たまにうまく使えない機械に出会うこともありました。
少し現金を持っておくか、クレジットカードを使っていました。
まず、日本語の文章をそのままを英語にしないこと。
訳してしまおうとせず、「言いたいことのイメージ」と「英語」を結びつけるようにしたほうがいいと思います。
私は今だに、英語がうまく話せません。日本人はよく勉強しているので英語をいっぱい知っていますが、それが実際の自分の中の「話したいこと」を「イメージとして言葉と結びつけること」が難しいのです。で、日本語を英語に訳して話すことになりますが、それはしないほうがいいです。そうすると、文章が出来上がるまで言葉が出てこなくなります。
1. 言いたいことのイメージを できるだけ簡単な英語にしてしまう。
例えば
「イギリスにはいろんな国の人がたくさん来ていて、それぞれの訛りで話すため、聞き取りはとても難しいです」と言いたい時は
「イギリスにはたくさんの国の人がいます」「みんな訛りがあります」「だから聞き取りが難しいです」・・・という風にしています。
もっと複雑なことを言いたい時、この方法はとても便利でした。
2. 言いたいことのイメージを大切にして、それを伝えようとする
「会社経営においては企業理念と方針が大切だ」と言いたい時、
「会社には哲学が必要です」「そこに行くための道を作ったほうがいいです」「そのためにスケジュールを大切にしています」
・・・・くらいでまず言っておいて、そこに質問が来たら答えていく・・・くらいのゆるい感じでおしゃべりしないと、速さについていけません。考えているうちに、話題が先に行っちゃったことが何度もありました!!
3. 笑顔!!・・・全て笑顔で乗り切りました。
イギリスでは、文化的に学ぶことがたくさんありました。
忘れてはいけないと思い、毎日のようにブログに色々書きました。皆様も何か写真だけではない記録をなさったらいいかと思います。
また、イギリスの人の感覚が、日本人と似ていると感じ、居心地が良かったです。
車も左側通行なのでストレスが少ない上に安全だと感じました。
こんな小さなことが日々を楽にしました。
特にウインブルドンの人は人との壁が低いと思います。道を歩いていて「あら素敵なお洋服、どこで買ったの?」と声をかけられたことが何度もあります。バス停でも「暑いですね」とか「なかなか来ないわね」とかいろんな風に声がけをされました。
できたら、可能な限りの長期でお越しになることをお勧めします。
私の場合5ヶ月あたりからやっと英語が楽になったからです。年齢的に時間がかかるのですね。
その分、私は経験とそこからくる知識の多さで頑張りました。
LSSのHarukoさんには本当にいっぱいお世話になってしまいました。
親身になってくださるので、いつも心の支えにさせてもらいました。第一、ロンドン中心に行くつもりだったのにウインブルドンに決めたのも、晴子さんのオススメの理由が私の年齢のことなどを考慮してくださったのと、丁寧な説明もいただき、「この人の言葉なら信じてそこに行ってみたい」と思ったからです。
そして、その通りになりました! ありがとうございました。
London - ロンドン
Bournemouth - ボーンマス
Oxford - オックスフォード
Brighton - ブライトン
Cambridge - ケンブリッジ
Norwich - ノリッジ
Canterbury - カンタベリー
Mansfield - マンスフィールド
Lewes - ルイス
Cheltenham - チェルトナム
Farnham - ファーナム
Wimbledon - ウィンブルドン
Chichester - チチェスター
Bath - バース
Exeter - エクセター
York - ヨーク
Liverpool - リバプール
Edinburgh - エディンバラ
Scotland - スコットランド
Galway - ゴールウェイ
Dublin - ダブリン
Tiverton - ティバートン